出版社内容情報
「おもてなし」的現場の頑張りに頼る経営は限界に来ている。本書は、働き方改革の次に着手すべき組織生産性向上の着眼点を紹介する。
内容説明
思い込みを捨て、組織の力を解き放つ!現場のがんばりに依存した「おもてなし」や「職人気質」至上主義から脱却し、経営や組織の変革を通して実現する“令和時代の生産性向上”を、豊富な実例とともに解説する。
目次
第1章 生産性向上は経営の転換である
第2章 外向きへの転換
第3章 自律型組織への転換
第4章 産業化への転換
第5章 質の成長への転換
第6章 新しい日本的経営に向けて
Appendix付録 継続的生産性向上にむけた組織変革のツール&コンセプト
著者等紹介
小林裕亨[コバヤシヒロタカ]
ジェネックスパートナーズを共同創業し代表取締役を務めたのち、現在Celonis株式会社代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Terry K
2
生産性向上関連の本を立て続けに読んでいるが、現場レベルで何をすべきかというミドルマネジメント向けのものが多い中で、本書は経営サイドが考えなければならない視点(内向きマインド、アジリティ欠如、仕組み化の遅れ)を突き、上からの生産性向上の仕掛けを説く。結構抽象的でどう当てはめるべきか悩む記述も多いが、視点を高く持つことの意義は理解できるし、参考になると感じた。2020/11/22
K
2
生産性向上は現場じゃなくて経営層が考えないとダメ・・・ということで、一介のサラリーマンの俺が読んでも意味ないちゃ意味ないが、「改革には感情のケアが必要」とか「専門性の細分化によるブラックボックス化」なんかは思い当たる節がある。現場レベルではあまり無理はせず広い視点で生産性向上を考えてみよう。「投資金額:回収金額」というかんげ方はシンプルで良いね。2020/07/11
伝書鳩
1
星1つ。読んだとは言えないが、手にとってみたので、記録。2019/11/15