2040年のエネルギー覇権―ガラパゴス化する日本

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2040年のエネルギー覇権―ガラパゴス化する日本

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532322458
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C0034

出版社内容情報

再生可能エネルギーが急激に普及する2050年。常識が一変するエネルギー戦国時代を日本はどのように生きのびるべきかを大胆に解明 再生可能エネルギーへの大転換は世界の産業、経済、そしてライフスタイルにまで影響を及ぼします。そこでは、新たな市場とステイクホルダー、そして国際的な規範が作られ、従来型の市場とステイクホルダーは衰退し敗者となりかねません。
既に世界ではエネルギー転換に対応するため、従来の原子力・化石燃料を中心とした大規模集中型のエネルギー需給構造から脱却し、分散・高効率型のエネルギー需給構造を構築する動きが加速化しています。一方、日本は未だ従来型の需給構造から抜け出せず世界の動きから大きく外れ、エネルギー小国ならぬエネルギーガラパゴス国に成り果てる危機を迎えています。
本書は、エネルギー転換と呼ばれるかつてない動きと誰が勝者になろうとしているのかを明らかにします。日本がガラパゴス化せず生き残るためには何が必要なのかも提示します。
 ロングセラーとなっている、『日本は世界1位の金属資源大国』の著者である平沼氏は、エネルギービジネスのカギを握る自動車産業を熟知しているエネルギー研究者。EVの爆発的普及がもたらすレアアースの圧倒的な不足などこれから20年のエネルギー転換がもたらすあらゆる衝撃を明らかにします。

第1章 日本人が知らないエネルギー転換

第2章 始まったエネルギーのゲームチェンジ

第3章 2040年のエネルギー社会??ゲームチェンジの行く先

第4章 不確定要素としての米国

第5章 ガラパゴス化に陥った日本

第6章 日本がエネルギーガラパゴス国にならないために

平沼 光[ヒラヌマヒカル]
著・文・その他

内容説明

産業革命前からの世界の平均気温上昇を2度未満に抑えること、そして2050年以降には温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることを批准国共通の目標としたパリ協定。そのタイムリミットに向け、世界は再生可能エネルギーを主軸としたエネルギー転換を推し進め、160兆円ともいわれるクリーンエネルギー市場が創出される。本書は、再生可能エネルギー先進国となったスペイン、IoT、AI、ビッグデータを駆使した新たなエネルギーコントロールシステム(インターネット・オブ・エナジー)、忍び寄るレアアース危機などエネルギー転換の最新動向を解説し、日本が生き残るためには何が必要なのかを示す。

目次

第1章 日本人が知らないエネルギー転換
第2章 始まったエネルギーのゲームチェンジ
第3章 2040年のエネルギー社会―ゲームチェンジの行き先
第4章 不確定要素としての米国
第5章 ガラパゴス化に陥った日本
第6章 日本がエネルギーガラパゴス国にならないために

著者等紹介

平沼光[ヒラヌマヒカル]
東京財団政策研究所研究員。日産自動車株式会社、東京財団を経て、2018年より現職。現在は東京財団政策研究所にて資源エネルギー分野のプロジェクトを担当。また、内閣府日本学術会議東日本大震災復興支援委員会エネルギー供給問題検討分科会委員、福島県再生可能エネルギー導入推進連絡会系統連系専門部会委員を務めるほか、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)低炭素社会戦略センター特任研究員も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

60
近い将来再生エネルギーは限界費用ゼロとなる。原材料はゼロなのだから。考え方としては正しいだろう。でも何故その兆候が我が国では見えないのか?その解き方を筆者はスペインに例示求める。IOE・スマートメーター・送電網等。その上で、風力発電の風車のブレード交換等OMマター迄遠隔操作可能にしている点は知らなく驚いた。後は、気候予測ともっと組みついていくべきだと思う。自然エネルギーなので。その他、海洋温度差発電は知らなかった。2019/01/27

trazom

14
どの分野にも、海外の情報を広く集めてきて紹介し、そして、その表面的な知識に基づいて、したり顔で、日本をガラパゴスだと批判する人がいる。そこには、深い考察も独自の見識も、何もない。確かに、旧体然たる日本のエネルギー産業に対して「ゲームチェンジを」と警鐘を鳴らすのは正しいが、もう少し地に足のついた議論をしてほしい。それにしても、海洋温度差発電のアンモニアを触媒と言ったり、元素としての水素と水素分子との違いさえ認識していないような杜撰な記述を見ると、この人は本当にエネルギーを分かっているのかと、疑ってしまう。2019/01/11

Gokkey

9
シンクタンクのレポートのような、良く言えば包括的にまとまっており、悪く言えば個性がなく書き手のフィロソフィーが伝わってこない。ガラパゴス化する日本に警鐘を鳴らす事は勿論大切と思うのだが、石炭から脱しきれない理由を業界構造や政策からもっと深く切り込んで欲しいのだ。そういう本ないのか…2020/09/06

Ujiro21

7
パリ協定の締結から、COPでの取組やEU規制までの流れがデータに基づいてまとめられている。系統電力に接続されるEV、G2Vに大きな魅力を感じる。世界的に再生可能エネルギーのコストが、従来型と比較してコストが低くなっていることも納得出来る一方で、ioeの技術革新やエネルギー転換のために鉱物資源の消費が増える皮肉など課題も明確に提示されていて勉強になった。 ドイツの市民エネルギー公社、シュタットベルケはもっと調べてみたい。パリ協定離脱の米国、連邦国家の地方自治で各州や企業の取組は、知っておくべき事実と思う 2019/12/15

くらーく

4
各章の2ページ目?にまとめがあるので、それだけでも十分かな。出羽の神が満載で、ちょっと辟易。ガラパゴス化って、携帯電話がスマホに駆逐されたときに使われたと思うけど、エネルギーに関して言えば、特に本書では発電の事ですよね。EVもちょっとあったかな?それであれば、日本は島国なので、ガラパゴス化せざるを得ないのでは?水を沸騰させてタービンを回す発電なので、熱源は何でも良いし。エネルギーが潤沢(もちろん限界費用がゼロに近い)であれば、環境もICTもエネルギーで解決できるのよねえ。ちょっと煽りが過ぎるのでは?2025/03/06

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