出版社内容情報
トランプとの電撃会見。次々と展開する大型M&A──300年続く「王国」に向けて戦い続ける、孫正義とその仲間たちの群像劇。
内容説明
巨額買収。後継者との別れ。規制への挑戦。裏切り、内部分裂…これまで語られなかった「舞台裏」に迫る!
目次
恩人
再起動―世界が驚いた巨額買収、そして“後継者”との別れ
300年王国―理解されない「異次元経営」の深層
旗揚げ―創業・目指すはロックフェラー
危機―生命の危機、裏切り、内部分裂
ストリートファイター―集う一騎当千の“同志”たち
桶狭間―ブロードバンドで巨人・NTTに挑戦状
ラストチャンス―沈み行く「泥船」、携帯・起死回生の一手
ヤフー族―知られざる“爆速”改革の真実
国難―経済危機と大震災、「社長辞任宣言」の胸中
コロンブス―悲願の米国進出とスプリント改革
タロウ―ロボット参入に秘めた狙い
脱藩―破壊者の原点
著者等紹介
杉本貴司[スギモトタカシ]
日本経済新聞記者。1975年大阪府生まれ。京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。2002年、日本経済新聞社入社、編集局産業部配属。電機、鉄鋼、自動車業界を担当。2011年10月から米州総局(ニューヨーク)。2015年10月より企業報道部(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vinlandmbit
67
古本屋で購入。どの章をとっても熱量が凄かったです。一気に読んでしまう感覚。その当時の時代背景と外から見た様子と自分は何してたっけを比べながら日本のIT/通信/web業界を振り返る機会にもなりました。2020/04/30
香菜子(かなこ・Kanako)
44
孫正義 300年王国への野望。杉本真司先生の著書。カリスマ経営者の孫正義さん。実業家や経営者として特別に有能であることはもちろんのこと、きっと人間性も素晴らしくて人を惹きつける人間的魅力があるからこそ、成功されてきたのでしょうね。そう思わされる一冊でした。2018/09/03
はまななゆみ
17
事業家としての営みを詳細に綴りつつ小説のごときストーリーもあって、とても面白く読むことができました。孫さんには是非はあるけど、志を持つことは見習いたい。足元にも及ばないけど。2017/11/05
Porco
15
めちゃくちゃ面白かった。孫正義氏が何を考えて行動してきたのか、周囲の人たちがどのように支えてきたのか(振り回されてきたのか)、具体的に描写されています。取材力も筆力もすごい。2025/03/18
miyatatsu
14
ソフトバンクは孫社長だけがすごいと思われがちではあるが、周囲の経営幹部や役職のない社員も非常に能力や志高く、それぞれが相当の努力を重ねていることを再認識しました。 私も100年後ソフトバンクがどのように教科書に書かれるのかとても知りたいなと思いました。2019/11/12