第四次産業革命―ダボス会議が予測する未来

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第四次産業革命―ダボス会議が予測する未来

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532321116
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0034

出版社内容情報

第四次産業革命は人類の生活を根本から変える。ダボス会議創設者がグローバルエリートとの対話を通じて歴史的転換点の到来を予言!■人類の生活と常識は、根底から覆される! 
ダボス会議(世界経済フォーラム)の創設者として世界の経済と政治を40年間にわたって中心から観察しつづけてきた著者が、ダボス会議でグローバルエリートと行ったディスカッションを基に、来るべきメガトレンド=第四次産業革命を詳細に解説!
・AIやロボットに代替されるリスクが低い職業は?
・企業が移行を迫られる新たなビジネスモデルとは?
・ロボットによる労働者の代替は、不平等を拡大し、社会不安を生むのか?
・人間の行動が予測可能になった時、そこに個人の意思やロボットとの違いは存在するか?
・ゲノム編集や合成生物学は、人類をどう変えるか?
・自律型兵器やサイバー戦争は、戦争の定義をどう変えるか?

■本書へ賛辞を寄せた方々
マーク・ベニオフ(salesforce.com会長兼CEO)
ムーター・ケント(コカ・コーラカンパニー会長兼CEO)
アンヘル・グリア(OECD事務総長)
L・ラファエル・リーフ(MIT学長)
カール・ヘンリク・スバンベリ(BP会長)

1章 第四次産業革命とは何か

2章 革命の推進力とメガトレンド

3章 経済、ビジネス、国家と世界、社会、個人への影響

付章 ディープシフト
 シフト1 体内埋め込み技術
 シフト2 デジタルプレゼンス
 シフト3 視覚が新たなインターフェイスになる
 シフト4 ウェアラブル・インターネット
 シフト5 ユビキタスコンピューター
 シフト6 ポケットに入るスーパーコンピューター
 シフト7 コモディティ化するストレージ
 シフト8 インターネット・オブ・シングスとインターネット・フォー・シングス
 シフト9 インターネット接続された住宅
 シフト10 スマートシティ
 シフト11 意思決定へのビッグデータ利用
 シフト12 自動運転車
 シフト13 AIと意思決定
 シフト14 AIとホワイトカラーの仕事
 シフト15 ロボット技術とサービス
 シフト16 ビットコインとブロックチェーン
 シフト17 シェアリング経済
 シフト18 政府とブロックチェーン
 シフト19 3Dプリンタと製造業
 シフト20 3Dプリンタと人間の健康
 シフト21 3Dプリンタと消費財
 シフト22 デザイナーベビー
 シフト23 ニューロテクノロジー

クラウス・シュワブ[クラウスシュワブ]
世界経済フォーラム創設者
1938年ドイツ生まれ。世界経済フォーラムの創設者であり会長を務める。

世界経済フォーラム[セカイケイザイフォーラム]

内容説明

ダボス会議(世界経済フォーラム)の創設者として世界の経済と政治を40年間にわたって中心から観察しつづけてきた著者が、ダボス会議でグローバルエリートと行ったディスカッションを基に、来たるべきメガトレンド=第四次産業革命を詳細に解説!

目次

1章 第四次産業革命とは何か(歴史的背景;根底からのシステム変革 ほか)
2章 革命の推進力とメガトレンド(メガトレンド;ティッピング・ポイント)
3章 経済、ビジネス、国家と世界、社会、個人への影響(経済への影響;企業への影響 ほか)
付章 ディープシフト(体内埋め込み技術;デジタルプレゼンス ほか)

著者等紹介

シュワブ,クラウス[シュワブ,クラウス] [Schwab,Klaus]
1938年生まれ、ラーベンスブルク(ドイツ)出身。公的機関と民間企業の協力(パートナーシップ)を通して社会課題の解決を推進する国際機関、世界経済フォーラムの創設者であり、会長を務める。フリブール大学にて経済学博士号(summa cum laude)を取得したほか、スイス連邦工科大学にて工学博士号を、ハーバード大学ケネディスクールにて行政学修士号を取得。1972年にジュネーブ大学の最年少教授に就任。研究者として国内外にて数々の表彰を受け、ビジネス界でも数々の大企業の取締役として活躍した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

90
世界のエリートが集い国際的な課題を話し合う世界経済フォーラム、ダボス会議の2016年度の重大テーマとして第四次産業革命が挙がった。新しい技術革命がもたらす未来を世界経済フォーラムの創設者が語る。◆既にその入口に来ていると思われる第四次産業革命。物理、デジタル、生物学の境界を曖昧にする技術の融合が、これまでの産業革命を遥かに凌ぐ速度と範囲でイノベーションをもたらす。◆各分野のメガトレンドだけでも、とんでもない技術革新であるのだが、これらの融合により、私たちの生活だけではなく、経済や社会の姿も大きく変える。2020/05/24

koji

13
第四次産業革命とは、遺伝子配列解析、ナノテク、再生エネ、量子コンピュータ等テクノロジーが融合し、物理的、デジタル、生物学的各領域で相互作用が生じて起きたもので、そね速度と範囲はこれまでの革命を遥かに凌駕します。これに向き合うには、状況把握、感情、意味と目的を継続的に求めること、健全な肉体が必要と著者は言います。ハリネズミよりキツネになって(アイザックバーリン)向き合っていきます。2017/09/21

kanaoka 57

9
第四次産業革命を牽引するグローバルリーダーとは一体誰なのか?それは、資本主義、個人主義に即し、自己啓発で成功した一握りの金持ちか?ビジネス環境に適したサイコパスか?そして彼らが人類の地平を切り開くのか? 一度生活に取り込まれたテクノロジーは、もう手放す事はできない。社会思想における保守主義と同じく、革新的なテクノロジーに対しては健全な警戒が必要である。生命倫理や社会基盤となる文化規範の核心に繋がるテクノロジーへ積極的に突き進む事は、培われた文化、人間の否定、幸福という名分の元になされる自殺行為ではないか。2019/09/26

わたなべ

6
あらゆるものが通信でき、PCが扱える情報量が爆発的に増加したことによる、第四次産業革命(ITのメガトレンド)について書かれた本。読むのが遅れたせいか、知らなかった技術はなかった。ITに疎い人は読んでも良いかも。個人的には、生産性パラドックス(技術革新は生産性向上につながっていない)は勉強になった。「第四次産業革命で要求される能力は、継続的適応と多様な状況下での新スキルとアプローチの習得と思われる(p66)。」とあった。LIFE SHIFTでも同じようなことが書かれていた気がする。これが大事なのはわかるよ。2019/02/02

帯長襷

4
再読のはずが、前回読んだ記録つけてなかったんだな…。急激に発達する技術に振り回されていないだろうか。その技術そのものでできることを考えていないだろうか。まずはその技術によって人々の生活がどう変わり、社会がどう変わるか想像してなら、その世界でできることを探すのだ。 自分のかかわる組織は、学習と変化ができる組織だろうか。2021/08/05

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