出版社内容情報
組織改革、戦略構築、コストダウン、リーダーシップ--。本書の改革をきちんと実行すれば、企業価値は4倍にできる!
内容説明
結果を出し続けるマネジメントは、どこが違うのか、何をやっているのか―。多くの企業とのプロジェクトで実践され、業績と企業価値の向上をもたらしてきた経営の「定石」を詳説した画期的テキスト。組織のブレークスルーを阻害する「岩盤」を打ち破るヒントが、ここにある。
目次
第1章 正しい戦略で、大きな結果を出す
第2章 差別化と競争力で「どう勝つか」を定義する
第3章 戦略実行のためのM&A
第4章 「オペレーティングモデル」で結果を出す組織に
第5章 社員の心を奮い立たせる力を身につける
第6章 顧客ロイヤルティ向上で成長を実現する
第7章 コスト最適化と成長への集中投資による業績改善
第8章 創業者目線で再生を果たす
著者等紹介
火浦俊彦[ヒウラトシヒコ]
ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン会長兼パートナー。東京大学教養学部卒業、ハーバード大学経営大学院修士課程(MBA)修了。日本興業銀行を経てベインに参画。25年以上にわたりさまざまな分野において、日米欧の企業に対するコンサルティング活動に携わる。直近では企業のM&Aに数多く関係し、企業の統合支援にも深く関与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
27
経営戦略:企業が持続的に結果を出し成功するために必要な青写真(23頁)。不確実性下では、変化に対して機敏かつ柔軟に対応できる能力が、経営判断の確からしさを高める鍵となる(83頁)。業務プロセス改善の真の目的は、顧客と従業員のロイヤリティ工場(278頁~)。創業者目線:企業が創業時に持っていた行動様式(312頁)。メモリーストラクチャ:記憶の構造。グローバルにブランディング(342頁)。2016/02/25
カラクリ
1
その人が今感じている課題によって、どこの章を面白く感じるかは変わると思う。けど、必ずどこかの章は参考になる。必要な要素は全部詰まっている。そんな本。 私は特に「心を奮い立たせる能力」と「NPS」が参考になった。2019/11/30
Yuki Hashimoto
1
素晴らしい本。中期経営計画やロードマップ策定時に、考慮したい項目が非常によくまとまっている。 重そうな内容にみえるが、読みやすいのも特徴。 勝ち切る術が詰まっています。2019/05/30
RNDMN
1
企業価値向上に真に貢献したかを数値的に検証し続けるベインだからこそ書けた一冊。経営における戦略・オペレーション・組織等におけるあらゆる定石が、数値によって検証されている今までに無い本に仕上がっており、理論だけでも、経験談だけでもない、理論と実践の狭間の絶妙の粒度で語られている。特に最終章の創業者の行動様式を取り戻すというテーマは新しい切り口で斬新でした。 今後も何度も読み返します。 2015/11/04
かわチラ
1
戦略コンサルのベイン・アンド・カンパニーのコンサル手法全般について幅広く解説。『企業価値4倍』というのは同社の実績からくるもので、本書の扱う内容はあくまで基本的。業績改善に向けた戦略が独自のフレームワークで整理されている点は有用性が高い。 2015/08/15
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