内容説明
本書では、各章ごとに、まず著者の考えを述べたあと、経営トップとして切実な問題を抱える塾生の具体的な質問と、それに対する回答を掲載。さらに終章では、これまで会社を経営するなかで実践してきた「リーダーの役割一〇カ条」をまとめました。
目次
第1章 活力ある社風をつくる(硬直化した組織を立て直すには;皆が納得できる評価法はあるか;社風をよくして、伸びる会社をつくるには;経営不振を払拭し、社員の心をまとめていくには)
第2章 社員の心に火をつける(3K業種の仕事で、社員に夢と誇りを持たせるには;赤字から脱却したとたん噴き出した不満をどうすればよいか;経営理念についてこない社員のベクトルをそろえるには;営業力の強化には、一糸乱れぬ戦闘集団を育てるべきか)
第3章 幹部を育てる(会社が拡大するとき、古参社員の処遇をどうするか;能力に一長一短のある幹部の育成はどのようにすべきか;社員の経営マインドを高めるには;責任感ある幹部を育成するには)
第4章 自らを高める―尊敬されるリーダーとなる(トップとしての価値判断の基準をどう確立するか;トップは第一線に出るべきか;トップの意思を社員に浸透させるには;社内最年少の社長がいかにしてリーダーの役目を果たすか)
終章 リーダーの役割一〇カ条(事業の目的・意義を明確にし、部下に指し示すこと;具体的な目標を掲げ、部下を巻き込みながら計画を立てる;強烈な願望を心に抱き続ける;誰にも負けない努力をする;強い意志を持つ;立派な人格を持つ;どんな困難に遭遇しようとも、決して諦めない;部下に愛情を持って接する;部下をモチベートし続ける;常に創造的でなければならない)
著者等紹介
稲盛和夫[イナモリカズオ]
1932年、鹿児島県生まれ。鹿児島大学工学部卒業。59年、京都セラミック株式会社(現京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長を務める。84年には第二電電(現KDDI)を設立し、会長に就任。2001年より最高顧問。2010年には日本航空会長に就任。代表取締役会長を経て、13年より名誉会長。このほか、84年に稲盛財団を設立し、「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった人々を顕彰している。また、若手経営者が集まる経営塾「盛和塾」の塾長として、後進の育成に心血を注ぐ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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黒木 素弓
suzuki s
BMI-22
こうじ
凌🔥年300冊の読書家🔥