感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鉄路のほとり
2
英文契約書のドラフティング文例が豊富。例えば契約期間条項(Term)の書き方だけで17種類も載ってる。日本語の解説付きでこれだけ読める本は他にないんではないかな。この本で初めて知ったことも多し(例えば、恥ずかしながら、Time is of Essence条項が置かれる意味はこの本で初めて知りました。)。2016/02/03
ギルバート
0
全体で1300頁を超える。これくらいボリュームがあれば、不足はないだろうと、コツコツ読み始めた。辞典なのに、意外に読み易い。英文契約が類型別に、各条文、その訳とともに解説されている。最初から順に見ていけば、ストーリーとして読むこともできる。各条項と、その背景にある海外法規制を巡って、百戦錬磨の法務部長が、新人法務部員に教え諭している。新人法務部員と一緒に、英文契約の旅をしているようだった。これまでの知識と融合して、自信がついたように思う。この辞典をデスクにおいて、実戦に臨みたい。2019/06/18