価値づくり経営の論理―日本製造業の生きる道

個数:
電子版価格
¥2,090
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

価値づくり経営の論理―日本製造業の生きる道

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年05月01日 12時22分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532317232
  • NDC分類 509.21
  • Cコード C0034

内容説明

必要なのは、高い独自性と真の顧客価値が備わったものづくりだ。意味的価値、積み重ね技術など、模倣されない競争力獲得に必要な戦略を示す。

目次

第1章 日本企業低迷の本質とは
第2章 価値づくりができなくなった日本企業
第3章 求められるのは独自性と顧客価値
第4章 意味的価値の論理で差をつける
第5章 消費財を強化する意味的価値
第6章 生産財の魅力を高める意味的価値
第7章 模倣されない組織能力を構築する
第8章 積み重ね技術のマネジメントで価値を獲得
終章 価値づくりに向けて

著者等紹介

延岡健太郎[ノベオカケンタロウ]
1959年広島県生まれ、81年大阪大学工学部精密工学科卒業、同年マツダに入社。88年マサチューセッツ工科大学より経営学修士取得、93年マサチューセッツ工科大学よりPh.D.(経営学博士)取得、94年神戸大学経済経営研究所助教授、99年神戸大学経済経営研究所教授、現在一橋大学イノベーション研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

木ハムしっぽ

5
機能的価値ではなく意味的価値を追求することが日本のモノづくり企業には必要だと。技術を積み重ね、擦り合せで商品を開発していく事を得意とする日本のメーカーにとっては啓示となる本書。確かに、機能的価値に拘るだけでは過当競争に巻き込まれるだけで利益には繋がり難いはず。実践にどう活かすかは自分なりに考える必要がある。2022/10/29

まさやん80

3
商品機能を上げることではなく、顧客の潜在ニーズにこたえる価値のある商品を作っていくことが日本企業に求められている。積み重ね技術により擦り合わせ型商品を作っていくことは、むしろ日本企業が得意とするところであるが、機能重視で来た企業がどのようにして変革していくかは述べられていない。あげられた事例をベースに自分で考えていくしかない。良くまとまった好著だと思う。2014/08/10

まっちゃん2

2
大変勉強になりました。再読です。あと2回読みます。失われた20年の本当の原因は「価値つくり」が上手くできない日本企業にある。もの作り(機能的価値)から「意味的価値」作りへの転換を提唱。「顧客の言う通りに作った製品は一流ではない。顧客が思いつかないような、顧客が驚いて喜んで金を払う価値を持ったものが一流の製品」。難は図がわかりにくいものが多かった。縦軸横軸の意味がしっくりこないものが多い。シャープの液晶事業を礼賛しているが今となってはちょっと残念。2016/06/02

akiapa2

1
日本製造業は機能的価値ばかりを追求した結果、過当競争、過剰スペックのジレンマに陥り競争力を失った。意味的価値をベースとした価値作りが必要と説く。生産財において意味的価値を生み出すには顧客を徹底的に知り、深層の価値基準を理解すること。意味的価値を中核にした商品開発には権限移譲により強いリーダーシップを可能にするコンセプトリーダーの必要性を提言。顧客価値の基盤は技術。時間をかけて育てた積み重ね技術は模倣が難しい。コア技術を継続的に蓄積するには様々な商材に意識的に活用する勝ちながら育てるマネジメントが必要。2021/06/19

まっちゃん2

1
再読。2011年9月の発行。液晶をコアとしたシャープを良い事例にあげているけど、シャープは事実上倒産してしまった。もうひとつの事例のキーエンスは優良企業として健在。2020年版で書き直しを希望します。2019/12/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4021512
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。