内容説明
トヨタ式は逆境があってこそ湧いた知恵の結晶。けっして平時において単なる改善やムダ取りを徹底するために生まれた手法ではない。その本質は「変化」「“ありたい姿”のテーマ設定」「システム再構築」にある。トヨタ式の神髄を進化させ、それにスコラ式風土改革手法を加えて、一段と強力かつ応用範囲を広げ、実績を上げているチェンジingメソッド(CIM)を丁寧に解説。改善脳で助走して、変化脳で「ありたい姿」をめざし、ジャンプする!事例を読みながら実地の仮想体験で「神話くずし」をイメージトレーニング。チェンジingリーダーを育成し、世界最強の日本的経営を再興する画期的テキスト。
目次
序章 変化脳と第三の戦略
第1章 「絶対不可能」を可能にする戦略
第2章 「思い込み」の見つけ方―「絶対不可能」くずしの最初の壁
第3章 チェンジingメソッドStep1 “ありたい姿”を見つける思考のテクニック
第4章 チェンジingメソッドStep2~4 シナリオ構築/チャレンジテーマのトライ
第5章 チェンジingリーダー育成法 「変化脳」を鍛える
第6章 好循環のしくみと環境づくり
著者等紹介
金田秀治[カネダヒデハル]
(株)ゴールドライツ代表取締役、(株)スコラ・コンサルト相談役。富山大学卒業後、トヨタグループの関東自動車工業に入社。1960年代よりトヨタ生産方式の生みの親、大野耐一氏の指導を受ける。主に生産管理畑を歩み、部門戦略展開としてのイノベーション活動に幅広く取り組む。現在は、「変化し続ける企業づくり(CIM)」「チェンジリーダーの育成」などに関するコンサルティングを行なう
源明典子[ゲンメイノリコ]
(株)スコラ・コンサルトプロセスデザイナー。東京都出身。大手自動車メーカーの販社で店舗営業を担当。大手人材派遣会社のグループ企業で企業教育・研修のコンサルタントを経て、スコラ・コンサルトへ。製造業の研究・開発部門、生産技術部門、スタッフ部門などのコンサルティングに豊富な実績をもつ。風土と事業の両面から課題にアプローチして「組織で知恵を出す」環境をつくる(チームイノベーション)や、戦略展開と実行支援、経営サポートなどを幅広く行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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よーいち
松田 和広