外資が変える日本的経営―ハイブリッド経営の組織論

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  • サイズ A5判/ページ数 280p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784532316372
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C3034

内容説明

外資に買収された日本企業では、欧米流の経営手法と日本的雇用・組織原理とが、どのような軋轢と対立を生むのか―。M&Aで実際に外資の傘下に入った日本企業5社を詳しく研究することにより、日本的な企業福祉主義的慣行が放棄される実態を明らかにした。

目次

第1章 日本の企業制度―果たして異質か
第2章 ケーススタディー―概観と方法
第3章 入社―採用と研修
第4章 終身雇用とキャリアのパターン
第5章 報酬システム
第6章 女性社員
第7章 組織と意思決定のプロセス
第8章 まとめと結論

著者等紹介

オルコット,ジョージ[オルコット,ジョージ][Olcott,George C.]
1955年、日本(東京)生まれ。1977年、オックスフォード大学卒業。1984年、欧州経営大学院(INSEAD)MBA。2005年、ケンブリッジ大学経営大学院Ph.D.。2005年~ケンブリッジ大学経営大学院シニア・フェロー。キャセイパシフィック航空、シェルインターナショナル、UBSウォーバーグを経て、長銀UBSブリンソン投資顧問副社長、UBSアセットマネジメント社(日本)社長、等を歴任。現在、日本板桜硝子株式会社、NKSJホールディングズ株式会社社外取締役

平尾光司[ヒラオコウジ]
1939年生まれ。一橋大学社会学部卒業、日本長期信用銀行入行。ペンシルベニア大学大学院フルブライト研究員、長銀総研社長、長銀副頭取、専修大学経済学部教授などを経て、現在、信金中央金庫地域・中小企業研究所長

宮本光晴[ミヤモトミツハル]
1948年生まれ。1979年一橋大学大学院経済学研究科修了。専修大学経済学部教授。博士(経済学)

山内麻理[ヤマウチマリ]
UBS証券会社、ウェルス・マネジメント部、マネージングディレクター。慶応義塾大学産業研究所共同研究員、上智大学外国語学部英語学科卒業、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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メルセ・ひすい

2
14-16 赤08 2社の社外取締役を勤めるPh.D.が日本の会社の特質を浮き彫りに…具体的な事例研究で示す!外資系企業5社 日産自工 中外薬 新生銀行 匿名2社  外資に買収された日本企業では、欧米流の経営手法と日本的雇用・組織原理とが、どんな軋轢と対立を生むのか。M&Aで実際に外資の傘下に入った日本企業5社を研究し、日本的な企業福祉主義的慣行が放棄される実態を解明する。雇用システムとコーポレート・ガバナンスの変化  アングロサクソン的経営VS.日本的経営・伝統と哲学は何処へ…(`・ω・´)ゞ 2010/11/10

夢仙人

0
学術的過ぎる。実務家には退屈で、あまり参考にならないと思う。2011/12/15

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