グリーン革命〈上〉―温暖化、フラット化、人口過密化する世界 (増補改訂版)

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  • サイズ B6判/ページ数 377p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532316228
  • NDC分類 451.35
  • Cコード C0036

内容説明

フラット化が進むと世界はどう変わるのか?新たに3章を追加した増補改訂版、世界各地から集められた事例も最新情報にアップデート。

目次

第1章 市場と母なる自然が壁にぶち当たるとき(市場と自然の同時崩壊;無能がいちばん;リ・ジェネレーション)
第2部 現状(エネルギー気候紀元;アメリカ人が多すぎる―エネルギーと資源の需要と供給;独裁者を満タンにしつづけるのか?―石油政治;地球惑乱―気候変動;ノアの時代―生物の多様性;エネルギー貧困;グリーンこそがアメリカの新しい旗印)

著者等紹介

フリードマン,トーマス[フリードマン,トーマス][Friedman,Thomas L.]
ニューヨーク・タイムズ紙コラムニスト。1953年ミネソタ州ミネアポリス生まれ。ブランダイス大学を首席で卒業後、オックスフォード大学で修士号を取得(現代中東研究)。UPI通信に入社し、1年間ロンドン支局で勤務した後、ベイルートに派遣される。1979年から81年まで特派員生活を送った後、ニューヨーク・タイムズ社に移り、1982年ベイルート支局長を命じられた。赴任直後にイスラエルによるレバノン侵攻が起こり、この戦争、とくにサブラ・シャティーラ虐殺事件を取材したことで1983年のピュリツァー賞を受賞

伏見威蕃[フシミイワン]
翻訳家。1951年生まれ、早稲田大学商学部卒。ノンフィクションからミステリー小説まで幅広い分野で活躍中。トーマス・フリードマンの『フラット化する世界』では、訳文の完成度の高さを評価されて第1回国際理解促進図書・優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆうちゃん

2
現在の気候変動は産業革命以降の人類の行き過ぎたエネルギー消費、自然破壊に起因する、と著者は様々な事例、証言を交えながら説明している。ラインは超えてしまった。ここからは確固たる意志と行動が必須。自然が大好きだから、私は行動するし、未来を愛せるように、今を愛する気持ちで向かわなければならない。2014/06/04

taming_sfc

1
グローバル化、発展途上国の開発、地球環境問題、エネルギー貧困の克服、といった地球的問題群を、包括的に把握して論じる一冊。ジャーナリストらしく細かな描写と大きな問題提起を含むものであり、2010年訳の書籍とはいえ、いまなおその方向性は重要性を失っていない。2019/03/22

koba23

1
この本のいう環境破壊と原発の共通点は問題を先送りにしていること。ただし環境破壊は先送りがすでにできないところまで来ているというところが大きく違う。一番エネルギーを使っているアメリカが変わらないと何も変わらないんだろうなあ、と思うとともに石油の利権のために戦争をするような国が変わるとも思えない。2012/09/12

yasu

1
環境破壊は徐々に進行し、ある日突然取り返しができないような事が起きるような気がする、第三世界が今より一寸文明生活を送るようになると、当初予想していたより破壊的な環境破壊が進むのではないかな、もう後戻りできないところまで来ているような気がします、いまもアメリカは好き放題使っているのに誰が第三世界の人たちにエネルギーを使わないように出来るのか?2012/09/03

ryo511

0
脱原発の裏で化石燃料への依存を強めている現在、再読すべき価値のある本。また、「再生可能エネルギー」ではなく、「再生可能エネルギー・システム」こそが重要なのだ、という指摘も日本の現状に刺さる。/「環境保護主義が流行で終わるなら、それは人類最後の流行になる」A 図2012/09/03

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