内容説明
手塩にかけて育てたシェアソンをアメリカン・エキスプレスに10億ドルで売却、社長に就任するも社内政治に敗れてあえなく退任。このまま金融の世界から消えるかと思われていたワイルは、地方の消費者金融会社コマーシャル・クレジットの社長に就任し、才能を再び発揮する!挫折から再起へ、二度も偉大な会社を創り上げたサンディ・ワイルが、愛弟子ジェームズ・ダイモンとの訣別、シティグループ共同CEOジョン・リードとの確執、司法当局との闘い、そして金融ビジネス業界の今後など、すべてを語る。
目次
12 経営者の苦しみ
13 大胆な飛躍
14 不安と反目
15 勝者の呪い
16 一社にリーダーはひとり
17 つかのまの平穏
18 金融当局の怒り
19 自分の人生の制御を回復する
20 毎日が勉強
サンディとの暮らし―ジョーン・ワイル談
著者等紹介
ワイル,サンディ[ワイル,サンディ][Weill,Sandy]
シティグループ元会長兼CEO。1933年ニューヨーク・ブルックリン生まれ。60年カーター・バーリンド・ポトマ&ワイル創業を皮切りに、巨額買収で金融業界を一変させてきた。98年に世界最大の金融機関シティグループを誕生させ、会長兼CEOとして2003年まで同社を成長させ続けた。慈善活動にも熱心で、現在はカーネギー・ホール理事長、ワイル・コーネル医科大学監督委員会委員長などをつとめるほか、全米アカデミー基金を設立し、アメリカの中等教育の改善にも注力している
クラウシャー,ジューダー・S.[クラウシャー,ジューダーS.][Kraushaar,Judah S.]
元メリルリンチ証券金融サービス業界主任アナリスト
武井楊一[タケイヨウイチ]
翻訳家。1951年生まれ。早稲田大学商学部卒業。商社勤務などを経て翻訳家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Willie the Wildcat
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