出版社内容情報
あなたのちょっとした一言で、すべてが前向きに動きはじめる！
こんな事実、知っていました？
◎嫌いな上司の下で働いていると血圧が上がり、脳卒中のリスクを33パーセント高める。
◎ネガティブな言動1回に対し、ポジティブな言動が5回あれば、結婚生活は長続きする。
◎ポジティブなら、寿命が10歳延びる。
◎会社を辞める理由の第1位は、「自分が正当に評価されていると思えないから」。
内容説明
人は１日に２万の「瞬間」を経験している。友だちとおしゃべりしているときも、レストランで注文するときも―誰かと接するとき、わたしたちはなんらかの影響を受けている。何も感じないということはまずない。気持ちが明るくなるか、暗くなるかのどちらかだ。そんなことはあたりまえだと思うかもしれないが、積み重なれば人生を大きく左右する。
目次
第１章 人の命さえ奪うネガティブな感情
第２章 ポジティブなら仕事がはかどる
第３章 心のバケツに水が注がれる瞬間
第４章 水があふれでるバケツ―トムの物語
第５章 ひとりひとりに合ったやり方で
第６章 バケツに水を注ぐための五カ条
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カッパ
18
幸福のバケツとひしゃくの理論がすとんと胸の中におちた。私もさっそく、汲み出さないことを意識したしていこうと思った。もちろんたまにはネガティヴなこともある。でもそれ以上にたしていき、自分のバケツを満たしておきたい。そんな風に思う。ここのところ人の悪意にめげそうになっていた。しかし、この本を読んだことで頑張れそうな気がした。現金なものですね。2017/11/04
Koji Takahashi
14
【生きやすい世の中とバケツの水】 前回読んだ時は「会社の中で褒め合えば楽しく仕事ができる」とレビューした。 今はもっともっと視野が広がった。 何故私が福祉の仕事をしているのか？ 福祉の仕事をとは何か？ 原点はこの書の『バケツとひしゃくの理論』だ。 人は皆バケツとひしゃくを持っている。相手のバケツの水をひしゃくで汲み取ろうとすると、自分のバケツの水も減ってしまう。 自分の水をひしゃくで掬い、相手のバケツに入れると、自分のバケツの水はその分増えるのだ。 もちろんバケツに水が溢れれば心も満たされる。2019/07/08
Koichiro Minematsu
14
ポジティブ心理学をキーワードで借りた図書館本。ネガティブ言動:ポジティブ言動=１:５ しかし、ポジティブ言動が13を越えると、反対に生産性が低下する。2018/09/24
ほじゅどー
14
★★★バケツとひしゃくの理論。人は誰でも心にバケツを持っている。バケツの水が溢れている時が最高。空の時は最悪。バケツの他にひしゃくも持っている。他人と接する時は必ずこのひしゃくを使う。相手のバケツに水を注ぐこともあれば（相手を認める）、水を汲み出すこともある（相手を傷つける）。誰かのバケツに水を注げば自分のバケツにも水が溜まる。これは周りの人との関係性、生産性、健康、そして幸福に大きな影響を与える。2016/05/06
ベランダ
10
ポジティブ心理学理解のため読んだ。ネガティブ1回対ポジティブ言動5回の夫婦は離婚が低い、職場だと生産性が上がる。でも上限があって1：１３だと低下とか。・まず自分から与え始める。・人の良いところに注目する。・思いがけない贈り物をする。・相手の身になって考える。・相手がしてもらいたいと思っていることをする。ストレングスファインダーは、10年位前にやっていたので今回は古本にて購入しました。昔の記録によると「共感性」「運命思考」「適応性」「内省」「成長促進」が強み。この5つの強みは変わらないものらしいです。2016/12/03
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