オープン・ソリューション社会の構想

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532311551
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C3034

内容説明

社会に分散している才能や情報をネットワークで結合すれば、新たなエネルギーを生み出すことが可能だ!高齢化、環境問題、セキュリティ問題をチャンスに転換し、日本を世界のフロントランナーに変える画期的提案。

目次

第1部 多様な知の結合で未来をひらく(ソリューション志向―ビジョンの文脈で技術を考える;オープン―自律・分散・協調の思想;民のイニシアチブで解決する)
第2部 ソリューションの設計(安全でありながら個人の創造性の活きる社会を作る;知の結合による高付加価値産業の育成;バリアフリーで能力が活き、育つ社会を作る ほか)
第3部 戦略的な21世紀モデルの構築に向けて(インフラストラクチャ構築の新しいモデル;知的協働の誘因設計;公と私の結合空間―大学の役割 ほか)

著者等紹介

国領二郎[コクリョウジロウ]
1982年東京大学経済学部経営学科卒業。1982年日本電信電話公社入社。1986年までに計画局、新規事業開発室などに在籍。1986年ハーバード・ビジネススクールに留学。経営全般を学ぶ。経営情報システムを重点的に研究。1988年経営学修士号を取得(6月)。1988年ハーバード・ビジネススクール研究員(7月)。1989年ハーバード・ビジネススクール博士課程入学。経営情報学(MIS)グループに所属。1992年ハーバード大学経営学博士。日本電信電話株式会社企業通信システム本部勤務。1993年慶応義塾大学大学院経営管理研究科助教授。2000年同教授。2003年慶応義塾大学環境情報学部教授。主著に『オープン・ネットワーク経営』((1995)日本経済新聞社、第11回テレコム社会科学賞受賞)など
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

115
この本は13年前に書かれた本です。当時読んだ私やほかの方々の意見を聞いてもまだまだという感じでしたが、やっと現在の日本にとってはここに書かれていることが実現できる環境になってきました。フィンテック、AI、IoT、ブロックチェーンなどをオープン系との接続をAPIで可能になってきています。読み直しましたが頭の整理になりました。2017/04/01

ハンギ

1
2004年に書かれた情報化社会についての本。古い分やや抽象的かなと思ったけど、参考になった。資本主義については強固な信念を感じたが、ネット社会でどのように資本主義が生き残ればいいか心を砕いているし、たぶん新自由主義者。もっと資本主義自体が生き残る根拠を示してほしいと思った。Linuxに好意的なのは意外だった。ソフトバンクのADSLやLinuxに影響を受けた本なのはよい。2013/06/06

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