出版社内容情報
ブランドはDMやパンフレットのようなマーケティングの道具ではなく、資産だ。トップ関与のもと長期的な視点で磨きあげられてこそ、真の力が解き放たれる。ブランド戦略の権威、アーカーの理論をもとにした実践編。
内容説明
強いブランドは、企業をさらなる高みへと導いてくれる資産だ。その価値を最大化させるにはどうすればよいのか?企業目標との結びつきから、事業戦略との一体化、組織構築まで、ブランド戦略の世界的権威、デビッド・アーカーが絶賛する実践アプローチを詳説。
目次
1 ブランド・ビジョンの策定―ブランドによって売り上げや利益をどれだけ上乗せできるか(ブランド・ビジョンを明確にする)
2 ブランド・ピクチャーの確定―ブランドが競争や成長機会にどう寄与するか(ブランド・イメージを確立する;ブランドが取り交わす約束を明確にする ほか)
3 ブランド・アセット・マネジメント戦略の策定―ブランド・ビジョンを達成するためにどのような戦略をとるべきか(ブランドの適切なポジショニングを確定する;ブランドがどこまで拡張可能かを検討する ほか)
4 ブランド・アセット・マネジメント文化の支援―ブランドを中心とした組織をどう構築するか(ブランド投資収益率を測定する;ブランドを中心とした企業文化を確立する)
著者等紹介
デイビス,スコット・M.[デイビス,スコットM.][Davis,Scott M.]
世界的な大企業をクライアントに持ち、ブランド戦略の世界的権威デビッド・A・アーカーが副会長を務めるブランド・コンサルティング会社、プロフェット社のシカゴ/ニューヨーク事務所のマネジング・パートナー。ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院助教授。P&Gでブランドの仕事に携わった後、クツマルスキー&アソシエイツにて本書の基礎となるブランド・アセット・マネジメント(BAM)手法を開発、数多くの世界的トップ・ブランドのイノベーションやBAM戦略策定に関与している。米国マーケティング協会、米国マネジメント協会、国際リサーチ研究所などが主催する国際的なブランド・マーケティングのコンファレンスやセミナーで議長や講演者を務める一方、『ブランド・ウィーク』などのマーケティング関連誌でも論文を発表している
青木幸弘[アオキユキヒロ]
1956年群馬県生まれ。78年学習院大学経済学部卒業。83年一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。83年一橋大学商学部助手。84年関西学院大学商学部専任講師、同助教授を経て、現在、学習院大学経済学部経営学科教授。日本消費者行動研究学会会長
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