出版社内容情報
謎多き剣豪・伊藤一刀斎――一刀流を創始した天才兵法者の鮮烈人生をスピード感溢れる筆致で描出した、極上のエンターテイメント。
内容説明
己が剣は求道か殺戮か!戦国の世にどこからともなく現れ、終生、自由な求道者として一刀流という巨木を打ち立て、そして忽然と姿を消した謎多き剣豪・伊藤一刀斎―天才兵法者の鮮烈人生をスピード感溢れる筆致で描出した、極上のエンターテイメント。
著者等紹介
小島英記[コジマヒデキ]
1945年福岡県生まれ。早稲田大学政治学科卒業。日本経済新聞のパリ特派員、文化部編集委員などを経て作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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onasu
14
剣術の回国修行とは、読み出したら止まらない。まして戦国期、小田原に、鹿島神宮、京に、越前、上総と、あの方もこの方も出てくるとあっては尚更。 読み終えてみれば、切ったはったの末に迷いが生じ、恨みを買えば常時狙われるのは常道ながら、それもこの手のものではお楽しみ。たまには、こういうのもおもしろい。2018/08/26
onasu
8
似たような作品を読んだよな~て、おい!2021/12/22
sipey
8
書店で偶然目に止まり、漫画「バガボンド」の伊藤一刀斎が好きだったので購入してみました。小説は基本ミステリしか読まないので、歴史に関しては知識が乏しいものの、伏線等を気にかけることがなかったのでかなり早く読めた感覚でした。個人的にはどこまでいっても「我」を追求する漫画のキャラクターの方が好きですが。2015/11/28
へいがぁ
2
ストレートな剣豪小説でした。個人的には平板な書き方が残念でした。2016/01/07
正太郎
2
一刀流の開祖、伊藤一刀斎の話です。神子上典膳と善鬼に死合をさせる所が、それまで描かれていた一刀斎と違いすぎて、ちょっと変な感じです。史実に合わせたのでしょうが・・・。簡単にサクサク読めます。次は、神子上典膳でも読むかな。2015/11/30