日経文芸文庫
社長のテスト

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  • サイズ 文庫判/ページ数 395p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784532280147
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

会社が火事になった。PCデータ復旧を営む僕らのベンチャーは窮地に立たされる。理不尽なクレーム処理に奔走する中、現れた謎の起業家。密かな企てを試みる僕はやがて、社会を揺るがす一大事件に巻き込まれていき―「仕事の本質・裏側」を暴く痛快エンターテインメント!

著者等紹介

山崎将志[ヤマザキマサシ]
ビジネスコンサルタント。1971年愛知県生まれ。1994年東京大学経済学部経営学科卒業。同年アクセンチュア入社。2003年独立。その後、企業研修の知識工房、事業再生コンサルタントのアジルパートナーズをはじめ、数社のベンチャー企業を開発(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Pure

33
なかなか面白い本でした!企業経済小説としての性格と、人間物語の性格を兼ね合わせた本でした。中小企業の社長の孤独さや、部下として仕事ができる人が必ずしも社長に向くとは限らないことがよく分かります。また、起業してあるレベルに達してしまうと目標を失ってしまう気持ちも理解できます。今まで読んできた本とちょっと毛色の違うストーリーが新鮮で楽しい本でした。もっとディテールを書き込めば、3倍くらいに膨らませても面白いのではないかと思いました。お薦めしておきます。2016/07/04

ひーくん

9
ある事件を軸に、登場人物の三者が社長としてどうか、社長とはというテーマを追った作品。作品の舞台が、自分が働いている業界に非常に近いこともあり読みやかった。自分はどうなんだろう?社会人としての器はどうか、なんて思いながら読み進んでました。思いがけず面白い作品で満足です。2014/01/29

泉 勇一郎

5
再読。と言いながら読みだした時にはその内容を完璧に忘れていてあたかも初めて読んだような気分だった(笑)話はとても面白く最後に「オチ」まで用意されてるのにはグッド!会社がデカくなるかならないかは、結局その社長の欲の度合いで決まるものだという話はまさにその通りだなぁと思った。90点!!2019/01/05

Taka

4
社長に素質があるのかもしれないが、周りに育てられて社長になると感じる。育つということが大切だと思う。社長も社員も同じ人間であること。区別するものじゃない2017/04/27

kazdance

4
こういう切り口で「経営者とは」について書かれた本は読んだことがなく、なかなかおもしろかった。年齢も近く、自分の働き方を振り返るにも役に立ち、最近の仕事の関係で興味が深い経営者のあり方、みたいなのが学べ、いまの自分にマッチした良書と思う。2014/05/11

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