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日経文芸文庫
書店員の恋

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  • サイズ 文庫判/ページ数 287p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784532280130
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

今井翔子は本と書店の仕事を愛する26歳の書店員。ファミレスの厨房でアルバイト中の恋人とベストセラー作家、まったくタイプの違うふたりの男性の間で心は揺れる。「いったいどっちを選べばいいの?」恋と仕事に悩み、成長する女性の姿を描いた共感力全開の恋愛小説。

著者等紹介

梅田みか[ウメダミカ]
作家、脚本家。東京にて、作家・故梅田晴夫の長女として生まれる。慶應義塾大学文学部卒業後、書籍編集、ラジオ番組の構成作家などを経て執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

165
タイトルとは裏腹になかなかシリアスな内容でした。表題からもっと「書店」ネタでくるのかと、勝手に想像していましたが、それほど「書店」ネタでグイグイくるワケではなく、わりと普通といえば普通の恋愛モノでした。作品自体は決して悪くないのですが、物語の軸を「恋」に置きたかったのかもしれませんが、少しブレてしまっていたり、登場人物がどれもややインパクトが少なかったりと、全体的に「薄味」な印象です。個人的には蒼野圭さんの『書店ガール』のほうが、しっくり読めた感じがしました。文章の流れ自体は素敵な作家さんだと思います。2013/11/30

chiru

138
本への思いに溢れた書店員の翔子には、ファミレスでバイト中の彼氏がいる。彼との気持ちのすれ違いと、新鋭作家との突然の出逢いに、翔子の心は大きく揺れる。自分を一途に求めてくる人に、心を動かされない人はいない。好きな人と求める人。その真ん中で、心の向きを見失いそうな翔子の背を、そっと押してあげたくなる。すれ違っても、ぶつかっても、翔子の居場所は、大切な人のとなり。翔子の気持ちが希望としてそこにあるから。優しい気持ちが柔らかく流れる余韻のなかで、いま、会いたいひと、話したいことを思いながら読みました。★52020/05/13

しんごろ

133
タイトル通りのお話(^^;)たんたんと本屋の女性店員が仕事して、恋愛も同時進行!恋愛については、いろんな意見がでるかも…なんとなくモヤモヤするねえ(^^;)まわりのキャラがけっこういい味だしてると思います(^^)BGMには、加藤いづみがいいかな?(笑)f^_^;2016/02/06

ゴンゾウ@新潮部

111
「書店ガール」を勝手に想像して手にとった。比べてしまうと少し物足りない。仕事小説と恋愛小説どっちつかずだった。読みやすく書店の仕組みはよくわかった。2017/06/13

いこ

101
「書店のお仕事」本、でもちょっと「恋」成分多め。書店員翔子の恋人大輔は、「シェフになり店を持つ」夢はあるがお金はない、会う時間もあまりない。そこへ、歯科医でベストセラー作家青木が現れ、翔子を見初める。この二人の間で気持ちが揺れ動く翔子。彼女の周りには、お金至上主義の従妹やセレブ婚にあこがれる同僚、妻帯者に恋する友人など。さぁどうする?「お金」?「愛」?ってそれほど単純なケースでもないんだけど。翔子の出した結論は?最後に、重労働だし薄給だけど、翔子のように本を愛して頑張っている全国の書店員さんにエールを!2020/04/03

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