日経プレミアシリーズ<br> イギリス解体の危機―ブレグジットが開けたパンドラの箱

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日経プレミアシリーズ
イギリス解体の危機―ブレグジットが開けたパンドラの箱

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  • サイズ B40判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532264659
  • NDC分類 302.33
  • Cコード C1233

出版社内容情報

 EUから完全離脱した英国でいま何が起きているのか。スコットランド独立問題など内憂と、国際プレゼンス向上努力の現場を描く。

 英国は将来にわたって今の国のかたちを維持できるのか? 数年にわたる騒動を起こしたBrexitがその最大の問題の「パンドラの箱」を開けてしまった。2020年末にEUと貿易協定を結んだことで経済の大混乱という最悪の事態は免れたように見えるが、EU残留志向が強いスコットランドでは英からの独立運動が再燃。地方議会選で独立派が過半数の議席をとった。2021年に地域の樹立100周年を迎える英領北アイルランドでは、年初の完全離脱後も、懸案だったEU加盟国アイルランドとの国境問題がくすぶったまま。将来的にアイルランド統一論が盛り上がる可能性は否定できない。

 TPP参加表明やG7サミットの議長役など「グローバル・ブリテン」と称する華々しい外交政策を展開するジョンソン政権だが、一皮めくれば国内で国家の解体や分裂の懸念が高まっているのが実情だ。かつて世界の4分の1を制覇した英国が将来、EUから離れただけでなくさらに小国へと没落するのか。それとも今の国のカタチを死守するのか。現地の風景や生の声も交えながら探る。

内容説明

英国は将来にわたって今のかたちを維持できるのか。ブレグジットは「パンドラの箱」を開けてしまった。独立運動が再燃するスコットランド、国境問題がくすぶる北アイルランド―。ジョンソン政権が押し出す外交政策「グローバル・ブリテン」の裏側、現地の実相を、生の声も交え探る。

目次

序章 Brexitが開けたパンドラの箱―英国解体確率は65%?
第1章 スコットランド独立運動の再燃
第2章 南北アイルランドが一つになる日
第3章 完全離脱1年目の「通信簿」
第4章 離陸できるか「グローバル・ブリテン」
第5章 「インド太平洋重視」の勝算
第6章 「EU離脱」騒動の教訓
終章 「パンドラの箱の閉じ直し=EU再加盟」はもうないのか

著者等紹介

中島裕介[ナカジマユウスケ]
早稲田大学政治経済学部経済学科卒。1999年に朝日新聞社に入社し主に新聞販売に携わった後、2006年に日本経済新聞社入社。経済部や政治部で財務省や財界、首相官邸などを担当し、政官財の蠢きを取材。18年10月から欧州総局でブレグジットや英国のコロナ対策を追う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2024/04/13

お抹茶

1
ブレグジットの影響の一例として,魚介類では原産地規制に関する規定などの手続き費用や時間がかかって鮮度が落ち,輸出は激減。政治面では,スコットランド独立やアイルランド問題に言及する。ただし,イングランドの一般市民にとってはあまり関心のない話題。ブレグジットによるGDPのマイナスを埋めていくには,インド太平洋地域への投資拡大が経済浮揚の鍵になると著者は指摘するが,こちらも一般市民の関心は低いそうだ。2022/02/20

K

1
読みやすい入門編。スコットランドより北アイルランドの方が問題は根深く、深刻な印象…2022/02/21

ウラー

0
どうしてブレグジットのようなことが起きたのか、ブレグジット後のイギリスは何をしているのか、などの点について、知識をインプットできた。とはいえ、ブレグジットから少し時間がたって、その原因や影響が見えてきたものの、ブレグジットの評価を決めるにはまだ早すぎる、というのが本書を読んでの感想だ。2021/11/29

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