出版社内容情報
調査実務に長く携わったプロが、ついに明かす「国民の意見」の真の姿。
若者が「保守化」しているって本当? メディアによって内閣支持率が違うのは「報道姿勢」の影響? 選挙情勢報道はどこまで信用できる? 新聞やテレビでしばしば目にする「世論調査」。その数字が、大きく時代を動かすこともあります。しかし、調査がどのように行われているのかは、あまり知られていません。
本書は、長く世論調査、選挙調査(この2つは違います!)の実務に携わったプロが、豊富な経験をベースに、調査がどのように行われ、どのように報じられるかを、エピソードをふんだんに紹介しながら解説します。本書を読めば、世論調査や選挙情勢の報道をより深く、より興味深く接することができるようになります。
内容説明
新聞による内閣支持率の違いは報道姿勢とは無関係、選挙終了直後に当確を打つ仕組み、質問の説明方法で回答数値はどう変わるか…。世論調査が政治を大きく動かす時代、誰が、誰に、何をどのように尋ね、どう報道されるのか。長く調査実務に携わった専門家が、意外な事実、驚きの裏側、深い学識をベースに民意の本当の姿をついに明かす。
目次
プロローグ 世論調査は誰が答えているのか
第1章 時代を動かした世論調査
第2章 誰が選挙を予測しているのか
第3章 誰に、何を、どう尋ねるのか―世論調査の現場
第4章 世論調査の起源
第5章 調査をめぐる伝説と誤解、そして真実
第6章 世論調査の未来
著者等紹介
鈴木督久[スズキトクヒサ]
日経リサーチシニアエグゼクティブフェロー。1982年早大卒。日経リサーチにて、日経電話世論調査、選挙予測システムを開発。1990年に日本経済新聞社に出向し、政治部記者(2年間)。2005年取締役を経て2020年より現職。日本世論調査協会、社会調査協会、統計質保証推進協会の役員。東大、筑波大、早大で調査・統計・データ解析の非常勤講師(1996~2015年)。論文・著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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