出版社内容情報
ある日、わが社が中国企業の傘下に――そのとき、どうする
北京で20年間のビジネス経験を持つ著者が、
中国資本に入った日本企業あるいは中国企業で働く日本人に取材を重ね、
独自の企業文化と中国人ビジネスパーソンの心性、その付き合い方について語る。
1章中国人上司がやって来た!
「経営困難に陥った会社は、中国企業の傘下に入る事になった」…、そこで起きることとは何か?トップが中国人になると、何がどう変わるのか
2章中国の会社はこんなふうに出来ている
・「ファーウェイの仕事は若いうちにしかできない」
・急伸する会社は、“ソファーベッド会社"
・実力主義・即戦力が求められる
・会社の研修はナシ研修は個人でするもの
・なぜ中国では、社会人大学が人気なのか
・常に戦闘モード勝つか負けるか
・「ハーバード」「東大」より「中国の一流大学」
・中国企業で出世する人、しない人
3章中国人上司、中国人同僚との付き合い方
・仕事相手にまず聞くこと「お父さんは何の仕事をしていたの」
・日本人にはわからない中国人の「メンツ」
・中国人ビジネスパーソンの気質とは
・怠け者の上司、しかしその人の背景を考えると恐ろしい
・職場における人間関係構築法とは
・上司が北京人か上海人か広東人かで、全く違う
・人間関係が社会のすべてを決める
4章中国式ビジネスとは ・中国では2年で転職が常識
・公私の区別が薄い仕事中に副業も当たり前
・家族は仕事よりもはるかに優先すべきもの
・中国の起業家は若者である
・中国進出、日系大手企業の総代表に聞く「中国人とビジネス」
・中国の組織の渡り方、社内政治や派閥は
・世代による違い――「80後」「90後」は別の人種
5章中国人は日本人ビジネスマンをどう見ているか
・中国人をとまどわせる日本人の仕事作法
・日本人は時間に厳しすぎる
・日本人の部下とどう付き合うか、中国人もとまどっている
・中国人上司に聞いた、日本人ビジネスマンとの付き合い方
9章中国人がママ友になる日
・“会社"だけではない、日本社会のあらゆるところに中国人が
・マンション内での交友関係・ママ友関係
・大学は中華世界
・日常生活で中国人とどう付き合うか
内容説明
ある日突然、会社が中国資本に―そんな未来は、もしかしたら私たちのすぐそばまで来ているかもしれない。夜中2時3時までサービス残業を厭わないエリートたち、携帯の機種で相手の社会的地位を判断、クオリティよりスピード、政治を無視すると何もできない…。旧慣を残しつつ変遷する中国ビジネス習慣の最前線を、中国メディアで約10年勤務経験のある著者の目を通じて分析。
目次
プロローグ 中国企業はすぐそこに
第1章 中国人社長がやって来た!
第2章 中国企業で働く、ということ
第3章 こんなに違う会社のしきたり
第4章 面子は時に仕事より大事―ビジネスする時、忘れてはならない彼らの特質1
第5章 中国の常識は、日本の非常識―ビジネスする時、忘れてはならない彼らの特質2
第6章 中国人も戸惑っている―日本人社員との付き合い方
第7章 お客様は中国人
著者等紹介
青樹明子[アオキアキコ]
愛知県生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学第一文学部卒、同大学院アジア太平洋研究科修了。95年より2年間北京師範大学、北京語言文化大学へ留学し、98年より北京や広州のラジオ局にて、日本語番組の制作プロデューサーやMCを務める。2014年に帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おかむら
ようはん
shushu
fuku
asobi