日経プレミアシリーズ<br> 新・女子校という選択

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日経プレミアシリーズ
新・女子校という選択

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  • サイズ B40判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532264116
  • NDC分類 376.4
  • Cコード C1237

出版社内容情報

社会で活躍する多くの女性を輩出する女子校。共学化の流れの中で、女子だけで学ぶ意味とは? 好評既刊に最新情報を加えた新版登場。

内容説明

ジェンダーの壁を超えて、個性や能力を伸ばすには女子校が有利?いじめがある、男性を見る目が磨かれない…など、偏ったイメージがある女子校教育の実態とは。現役教員、著名出身者の声も幅広く紹介しながら、女子校の存在意義、そこで身につけられる価値を読み解く。受験ガイドではわからない各校の校風、教育理念も満載。

目次

第1章 ジェンダー・バイアスを寄せ付けない
第2章 現役教員が語る、男子がいないことの恩恵と弊害
第3章 お嬢様?それともおてんば?「女の園」を垣間見る
第4章 才能も品格も女子校で磨いた
第5章 「女子アナ」を成功モデルだと思わないで!―エッセイスト・小島慶子さんインタビュー
第6章 「願い」が継承されること、それ自体が財産

著者等紹介

おおたとしまさ[オオタトシマサ]
教育ジャーナリスト。麻布中学・高校卒業、東京外国語大学英米語学科中退、上智大学英語学科卒業。リクルートから独立後、数々の育児・教育誌の監修・企画・執筆を担当し、現在は主に書籍執筆や新聞・雑誌・web媒体への寄稿を行う。メディア出演や講演活動も多数。中高教員免許をもち、私立小学校での教員経験もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りょうみや

22
以前に旧版を読んだことがあったが改めて新板も取ってみる。やはりおおた氏はまとめ方がうまい。女子と男子はまったく別の生き物であるということが改めてよく分かる。女子校でも男子校でも共学でも結局はその子らしさをいかに認めて引き出してあげられるかに行き着く。弊害もなくはないが、別学の方が共学よりもそのような教育がやりやすいのは確か。次は新・男子校編も読んでみる。2020/01/02

mazda

17
会社でコピー機が壊れたとき、共学出身の女子は近くの男性を呼んで治してもらい、女子校出身の生徒は手を真っ黒にして修理する、というエピソードがあるとかないとか。共学一択だと思っていたのですが、女子だけの学校であれば力仕事も大工作業も自分たちでやらないといけないのは当然なので、そういった思考になるのでしょう。また、女子校では理系に進む生徒の数が共学のそれよりも圧倒的に多いようで、性別の差がない中では、ジェンダーバイアスがかからずに自分の向き不向きだけで志望を決められるようです。とても興味深い話です。2022/12/09

ヨータン

12
女子校の数が激減していると聞くと残念だなと思います。世の中の流れだからしかたがないとは思いますが、女子校でしか学べないことってたくさんあると思います。思春期こそ異性を気にせずに好きなことを堂々と行なって、個性を磨いて欲しいなと思います。男子との距離の取り方なんて、共学校に行かなくても大人になってからでも十分にキャッチアップできると思います。2021/03/27

だいだいだー

11
ガチガチの女子一貫校に娘を入れた親として、読んでおきたかった🐾女子校の本だから、バイアスはあるものの、女子校に入れた後悔は生まれず、入れてよかったと思えた🍀心配だったのが、男子と接する機会が無くて、大学に入ったら困るのでは?バランスよく育つ?なのであったが、それらに対してもしっかり考察されていた👀もちろん個人的には共学には共学の良さはあると思うが、女子校出身者はそれなりに自分への自身と肯定感をもっているようだ。私自身12年間男子校育ちだが、ここでよかったと心から思っている🐣2020/02/20

はる

8
男子校バージョンとセットで読みました。我が家の子どもたちの性格を鑑みて、何となく息子は男子校、娘はどちらでもいいかなと思っていたが、男子校・女子校の特性をより深く考えるきっかけにり良かった。巻末のおおたさんと小島慶子さんとの対談は、まさに私がいつも夫に対して感じていたモヤモヤだったので言語化してもらえて深く頷いた。2023/05/22

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