日経プレミアシリーズ<br> 仮想通貨バブル

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¥935
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日経プレミアシリーズ
仮想通貨バブル

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  • サイズ B40判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532263706
  • NDC分類 338.2
  • Cコード C1233

出版社内容情報

わずか3年足らずの間に100倍に値上がりしたビットコイン。空前のブームの真実と新たなイノベーションの実態に取材記者が迫る!日経の取材記者による迫真のルポ!

580億円もの不正流出事件に見舞われたコインチェック。
投機マネーに煽られ、わずか3年で100倍に急騰したビットコイン。
相次ぐ分裂を主導する中国の「採掘者」たち。
玉石混交のICO。
いち早くルール整備に動いた日本……

仮想通貨をめぐる混乱と熱狂、その真相に迫る!

-解説コラム「いまから学ぶ仮想通貨」で仕組みがわかる
-野口悠紀雄氏、SBI北尾吉孝氏、ビットフライヤー加納裕三氏ほかキーパーソンへのインタビューを収録


【本書の主な内容】
-コインチェック、わずか20分ほどで約580億円が流出
-記者会見で露呈したお粗末な実態
-8カ月前の伏線。「稚拙な対応」への批判が噴出
-ケタ違いの利益率。なぜそれほど儲かるのか
-慌てた金融庁、矢継ぎ早の対応が続く

-群がる草食世代。「スマホゲームより断然面白い」
-購入から損失確定までわずか50分。残った450万円の借金
-「マウントゴックス事件」のトラウマ
-怪しげなセミナー、飛び交う「詐欺コイン」
-「いざ払うとなると税金は高いな」
-相次ぐビットコイン分裂、その真相
-マイナー王、ジーハン・ウー氏
-規制強化が進む中国。地下に潜る「採掘者(マイナー)」たち
-「北京を離れることは許可できない」
-「ICOの多くは過大に評価されている」
-有名人を「客寄せパンダ」に資金を集める手法に歯止め
-JPモルガンvsゴールドマン
-法整備制度へ、いち早く動いた日本
-主導権争いを演じた2つの業界団体、ようやく統合へ
-家電量販店、飲食店、フィットネスジム……広がる「ビットコイン経済圏」
-激しい値動き、手数料負担が増加
-立ち上がるジャパンマイナー、世界に拠点
-世界初の法廷デジタル通貨、ウルグアイで誕生
-爆発的に普及するアリペイ。日本のメガバンクは?

第1章 「コインチェック事件」が問いかけたもの

第2章 ビットコイン狂奏曲

第3章 先行した日本市場

第4章 広がる経済圏

第5章 紅いコインの攻防

第6章 玉石混交のICO

第7章 食指動かす既存勢力

第8章 仮想通貨は中央銀行を駆逐するか

日本経済新聞社[ニホンケイザイシンブンシャ]
編集

内容説明

580億円もの不正流出事件に見舞われたコインチェック。投機マネーに煽られ、わずか3年で100倍に急騰したビットコイン。相次ぐ分裂を主導する中国の「採掘者」たち。玉石混交のICO。いち早くルール整備に動いた日本…。日経の取材記者が「仮想通貨」の実態に迫る!

目次

第1章 「コインチェック事件」が問いかけたもの
第2章 ビットコイン狂騒曲
第3章 先行した日本市場
第4章 広がる経済圏
第5章 紅いコインの攻防
第6章 玉石混交のICO
第7章 食指動かす既存勢力
第8章 仮想通貨は中央銀行を駆逐するか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gokuri

4
仮想通貨についての報道と関係やのインタビュー記事で、現在の日本の仮想通貨の位置を理解することができる。日本での枠組み作りは、世界的には先行しているようだが、まだまだ多くの課題をかかえていることが分かる。新聞社らしい新書本。2018/04/07

ラララ

1
日経新聞社 ビットコインをはじめ仮想通貨について取材。今後を占う。2019/03/23

MatsuNoHon

1
コインチェックのNEMの不正流出事件から、2017年に起きた日本での仮想通貨バブルを解説。 仮想通貨がどういったものか、本当はどんなことが期待されているのか、本質とは別の投機的なポジションになってしまっているビットコインについて、投資先が飽和状態の市場で期待されていること、中央銀行(政府)は今の動きにどうしようとしているのか、などを解説。2018/09/15

Book worm7

1
17年度ICO、6月にイスラエルのバンコールプロトコル1.5億ドル調達。OMISEGOは0.2憶ドル。7月TEZOS2.3憶ドル。8月SALT0.5憶ドル。9月ALISは4.3憶ドル。ブレットICOは35億ドル調達。SECは17年DAOは証取法対象と、enforcement division設立、不審ICO取締。テックビューロがICO協議会作った。英国オートノマスリサーチによる17年12月に175ファンドホライゾン、BKCMデジタル、パンテラはICOファンド、クリプトファイナンス、アダムグリンズレーも計画2018/05/13

mm71

1
仮想通貨について、最新情報が詰め込まれていて面白いです。いち早く資金決済法で手当てをした日本。ICOを全面的に禁止し、規制強化をしつつも、全世界のマイニングの7割のシェアをもつ中国。南米や北欧では、法定デジタル通過発行の動きも。2018/04/02

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