日経プレミアシリーズ<br> 労基署は見ている。

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日経プレミアシリーズ
労基署は見ている。

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  • サイズ B40判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532263355
  • NDC分類 366.15
  • Cコード C1234

出版社内容情報

賃金不払、長時間労働、不当解雇、労災――労基署は何を見て、どういうときにやってくるのか? 元監督官が明かす知られざる実像。電通、三菱電機だけじゃない! あなたの会社もそのままだと送検されて、ブラック企業と呼ばれてしまいますよ!

◆労基署は常に会社をチェックしている
電通社員の自殺問題で一躍注目を集めた労働基準監督署。2017年には三菱電機も書類送検された。
税務署と並んで、会社にとってできればお付き合いしたくない相手、それが労基署だ。過重労働や賃金不払いなど労使間のトラブルや労災事故が起これば、必ず労働基準監督官が監督に入る。しかし、普段、監督官たちは何をしているのか?
実は、管轄の区域にある事業場の情報を幅広く集めながら、法令違反はないか、規定に不備はないかをチェックしている。時には「2ちゃんねる」もチェックするなど、会社の裏側に関する噂話も、ほとんど把握しているのだ。

◆意外と知られていない監督官の実態
□労基署内には、問題企業リストが存在する。
□監督官は予告なしに訪問する。
□警察の実況見分は拒否できても監督署の臨検監督は拒否できない。
□監督官には、年間監督指導件数という事実上のノルマが課せられている。
□監督官は原則すべての案件を1人で処理する「一匹狼」である。
これらは、すべて事実だ。本書は、意外と知られていない労働基準監督官の仕事を、著者自身が経験した笑えないエピソードとともに解説。労基署との賢い付き合い方もわかる一冊。

プロローグ

第1章 労働基準監督官は予告なく訪問する
   
第2章 職場の安全と健康を守る

第3章 労働基準監督官は一人親方

第4章 監督官がやってきた!
   
第5章 「ブラック企業」は常に見られている

第6章 これからの労働基準監督署

エピローグ 私自身のこと

原 論[ハラサトシ]
社会保険労務士、原労務安全衛生管理コンサルタント事務所代表
1968年生まれ。1992年千葉大学法経学部卒。同年、労働基準監督官として労働省(現厚生労働省)入省。神奈川労働基準局(現労働局)、埼玉労働基準監督署(同)、東京労働基準局(同)などに勤務後、2011年3月退職。2012年4月、原労務安全衛生管理コンサルタント事務所設立、代表就任。

内容説明

新入社員の自殺が労災認定された大手広告代理店問題で一躍注目を浴びる労働基準監督署。どんな組織で、どうやって情報収集・調査をするのか?どういう会社がターゲットになるのか?タレコミやガサ入れの実態は?元監督官が明かす、知られざる全貌。

目次

第1章 労働基準監督官は予告なく訪問する
第2章 職場の安全と健康を守る―労働基準監督官はこうしてつくられる
第3章 労働基準監督官は一人親方
第4章 監督官がやってきた!
第5章 「ブラック企業」は常に見られている
第6章 これからの労働基準監督署

著者等紹介

原論[ハラサトシ]
原労務安全衛生管理コンサルタント事務所代表。社会保険労務士。1968年生まれ。92年千葉大学法学部卒。同年、労働基準監督官として労働省(現厚生労働省)入省。神奈川、埼玉、東京の労働基準局(現労働局)などに勤務後、2011年3月、退職。12年4月、原労務安全衛生管理コンサルタント事務所を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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青色夜ふかし

41
原論。社労士。50歳。元労働基準監督官。45歳で退職。コンサルタント会社を経営。 ◉トレンド→政府が労働基準行政に積極関与◉基本→雇入通知書、雇入時健康診断、労働時間管理、給料、安全に働くための設備、事故の補償、解雇の手続き。◉業界通例→監督署、監督官という。調査のことを監督という。臨検監督。直接訪問◉事業所→事業場◉職安、ハローワーク→安定所2018/05/01

GAKU

37
労働基準監督官の仕事って一人親方みたいなものだから、一人一人の裁量によって事案に対する取り組み方が違うんだという事が良くわかった。どちらにしてもこれだけの小人数で、全国の事業場を監督するのは無理でしょうね。2024/07/15

おいしゃん

32
労働基準監督官になりたい!と思ったこともあったが、いかんせんマイナーな職だからか、情報も参考書籍も乏しく、結局その思いも立ち消えとなった。電通過労死問題等で労基署が注目されてから出版された本だが、当時読んでいたら確実に志望度が高まっただろうと思える、元監督官による臨場感溢れる内容だった。2023/03/17

那由田 忠

27
ブラック企業という見方が当たり前となって、労働法規をきちんと守ることに世間が厳しく見るようになった。そうした規則がきちんと守られているかを、千にものぼる事業場の監督を担当する労働基準監督官の活躍が注目され期待されるようになった。自分が担当して積極的に事件化してきた著者の記録である。自慢話と受け取る人もいるが、時代は労務管理のミスが企業にとって大きなリスクとなる状況となったので、経営者の敵ではないと力説する。監督官は司法警察官であり、労働安全についての専門家でもある、という仕事の難しさがよくわかった。2017/11/30

Akihiro Nishio

23
最近、産業関係の仕事も増えてきたので、労基署の仕事の仕方について学ぶ。臨検監督や労災捜査、送検の実例が迫力あり面白かった。しかし、問題は労働監督官の仕事の評価方法である。手前味噌もあるだろうけど筆者は良くやっている。でも、仕組み的に企業と馴れ合った方が仕事も楽だし、それで評価が落ちることもない。労働監督官としてのプライドを持って仕事をしているのは3分の1と筆者は言うが、実際にはもっと少ないんじゃないかなぁ。2017/04/28

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