日経プレミアシリーズ
トランプ政権で日本経済はこうなる

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  • サイズ B40判/ページ数 233p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532263331
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C1233

出版社内容情報

トランプ政権で日本経済はどうなる?公約は実現する?逆風の産業、追い風の産業は? 大和総研エコノミストによる緊急書き下ろし。〇トランプ勝利を受け、日本経済への影響を探る緊急出版! 大和総研の7人のエコノミスト(東京とNY)が分担執筆、熊谷亮丸チーフエコノミストが第1章を執筆し、全体の編者となる。

〇トランプ当選で東京の株式市場は大きく下げたものの、翌日以降、ニューヨーク市場は予想外の株高、ドル高となった。穏当だったトランプ演説や議会選挙での共和党勝利への期待が現れた格好だが、中長期で見れば、反貿易・保護主義の影響、米国の孤立主義による地政学リスクの高まり、財政乱発によるインフレ、スタグフレーション、ドル安リスクが懸念されている。

〇本書はトランプの公約や発言をもとに経済・通商政策を掘り下げ、日本経済に及ぼす影響を、マクロ経済、各産業、金融マーケットなど多角的に分析、予測を試みる。

第1章 トランプ政権は悪夢か、追い風か?
第2章 トランプの経済・通商政策とは?
第3章 金融マーケットはどう動く?
第4章 日本経済への影響度を検証する
第5章 トランプ政権によるバラ色の未来!?
第6章 保護主義という逆風
第7章 大統領選挙の明暗を分けた金融規制のゆくえ
第8章 様変わりするエネルギー・環境政策
第9章 日本はどう対処すべきか?

熊谷 亮丸[クマガイミツマル]
大和総研執行役員チーフエコノミスト。1966年生まれ。93年東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。16年ハーバード・ビジネス・スクールAMP(上級マネジメントプログラム)修了。日本興業銀行調査部などを経て、07年大和総研入社。「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京系列)レギュラーコメンテーター。著書に『消費税が日本を救う』(日経プレミアシリーズ)などがある。

大和総研[ダイワソウケン]
1989年に設立された「国内有数の総合シンクタンク」。経済・社会に関する調査・研究、経営戦略や国際金融市場に関するコンサルティング、ITシステムの企画・開発といった幅広いサービスを提供。リサーチ部門では、長年継続してきた調査分析活動をもとに、高度な専門知識を活かし、幅広い情報発信および政策提言を行っている。国内外の経済分析をはじめ、政策分析、金融市場および金融ビジネスの動向、税制、環境・CSRなど、多岐にわたる分野の専門家が多数在籍。

内容説明

誰も予想できなかったトランプ政権。公約は実行されるのか?ドル高・円安はいつまで?米国復活でアベノミクスの追い風となるのか、それとも保護主義、地政学リスクの高まりから、世界を奈落に突き落とすのか?日米駐在のトップエコノミストによる緊急書き下ろし。

目次

第1章 トランプ政権は悪夢か、追い風か?
第2章 トランプの経済・通商政策とは?
第3章 金融マーケットはどう動く?
第4章 日本経済への影響度を検証する
第5章 トランプ政権成立によるバラ色の未来!?
第6章 保護主義という逆風
第7章 大統領選挙の明暗を分けた金融規制のゆくえ
第8章 様変わりするエネルギー・環境政策
第9章 日本はどう対処すべきか?

著者等紹介

熊谷亮丸[クマガイミツマル]
大和総研執行役員チーフエコノミスト。1966年生まれ。93年東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。2016年ハーバード・ビジネス・スクールAMP(上級マネジメントプログラム)修了。日本興業銀行調査部などを経て、07年大和総研入社。「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京系列)レギュラーコメンテイター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yo

5
ドナルド・トランプの当選を受けて、実際に大統領に就任した後のアメリカ経済のゆくえと、それに伴う日本経済への影響を具に分析する。トランプの経済政策は、全体としては「企業への負担軽減、自国企業の海外流出防止、アメリカ人の雇用を伴わない海外企業の進出の防止などを通じた雇用の拡大」が大きな柱になるようだ。ただ、NAFTAやTPPへの反発は、経済的な合理性の観点からはあまり好ましいものではないらしい。まだ就任すらしていないので、不確定要因だらけの状態でここまで仔細に検討できている本も珍しいのではないか。2017/01/14

undine

1
中間選挙を終えた今読んでみた。大統領選挙直後に書かれたという同書からは、当時のあたふたとした空気を感じるが、今になって思うと、状況は予想されたほど悪くはない。当時はトランプ大統領によって世界は大きく混乱すると懸念されていたが、結局、時代がトランプ大統領を産んだと考えると、彼の登場はむしろ結果だったとも言えるのではないだろうか。もちろん、トランプ政権下で今後より多くの出来事が起きて、世界が大きく振り回される可能性は否定できないものの、ヒラリー氏が大統領になるよりもましだったと思う。特に対中国政策については。2018/12/06

うめにゃん

0
気軽に読め、面白くてためになる本を目指して・・・と、前書きにあったので薄い本だしサクッと読み終わるかと手に取ったは良いけど、気軽な内容じゃないし、面白くないしで、だいぶ手こずった。 読みこなすには下地が足りなかったらしい。2017/04/18

yuno

0
トランプの経済政策について、浅く広く。大和総研のエコノミスト7人による著作だが、「短期的には良い面が多いが、長期的には問題が多い」という評価は一貫している。ニュース番組で言われているレベルのことが多いものの、金融規制については具体的で参考になった。トランプ政権の動きは早く、人事や政策の方向性が目まぐるしく変化しているので、賞味期限は短めだと思うけど、現時点ではまだ勉強になることがある。2017/04/14

かちを

0
☆☆☆☆☆2017/04/15

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