日経プレミアシリーズ<br> 食の金メダルを目指して

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日経プレミアシリーズ
食の金メダルを目指して

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  • サイズ B40判/ページ数 203p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532263256
  • NDC分類 596.04
  • Cコード C1277

出版社内容情報

真の料理道とは何なのか! 言わずと知れた国内フレンチの巨匠・三國シェフが、自身の経験をもとに熱く語るフレンチシェフの国内第一人者・三國清三氏が、殆ど語られてこなかった料理界・料理現場の内情やサミット総料理長での奮闘談、無形文化遺産「和食」登録への筋書きなどを通して、真の料理道を語り尽くす。

◆著者は、世界料理オリンピックでの金メダル獲得、九州・沖縄サミット蔵相会合の総料理長、海外コンクールでの数々の受賞歴など輝かしい実績があり、国内洋食料理家の第一人者として認識されている。近年は後進の指導・育成や経営するレストランのブラッシュアップはもとより、病院食のメニューづくりを手がけたり、小学生向け食育プログラム「KIDSプロジェクト」やスローフード運動の推進活動に取り組むなど、ますますその活躍の幅を広げている。

◆本書では、三國氏の数ある経験や取り組みの中から今まで殆ど活字化されていない3点(?2020年東京五輪の食事をもてなす、?世界の「和食」の仕掛け人、?レストランの表と裏)を中心に深く掘り下げ、三國氏の魅力や矜持に迫っていくと同時に、一般人からは見えにくい目線からのコンテンツを中心に読者の新たな発見となる内容で構成。

第1章 リオデジャネイロ五輪の現場を見て

第2章 師匠に学ぶもてなし術??1964年大会を振り返る

第3章 2020年に向けて考える僕のおもてなし構想

第4章 料理長の立場から考えるおもてなし

第5章 無形文化遺産の「和食」をアピール

第6章 スポーツと料理

第7章 健康と食、レストラン

三國 清三[ミクニキヨミ]
洋食料理家、シェフ
1954年8月10日、北海道増毛町生まれ。半農半漁の両親の間に7人兄弟の三男として生まれる。現在は東京四ツ谷の「オテル・ドゥ・ミクニ」等のオーナーシェフ。「ソシエテミクニ」代表取締役。日本フランス料理技術組合代表。称号(名誉学位)は美食学名誉博士(仏トゥール大学)。北海道食大使、北海道白老アイヌ食文化大使。フランス農事功労章オフィシェ章受章。政府・各種社団法人の委員・理事等を務める。

内容説明

大使館料理長、サミット総料理長、「和食」の無形文化遺産登録の推進役をつとめるなど、言わずと知れた国内料理界の大家が、自身の料理への情熱や矜持を通じて「真の料理道」を追究する。世界の胃袋を満足させる「おもてなし」のミクニ構想にも熱く言及。

目次

第1章 リオデジャネイロ五輪の現場を見て
第2章 師匠に学ぶもてなし術―1964年大会を振り返る
第3章 2020年に向けて考える僕のおもてなし構想
第4章 料理長の立場から考えるおもてなし
第5章 無形文化遺産の「和食」をアピール
第6章 スポーツと料理
第7章 健康と食、レストラン

著者等紹介

三國清三[ミクニキヨミ]
洋食研究家。1954年北海道・増毛町生まれ。中学卒業後、札幌グランドホテルや帝国ホテルで修業した後、駐スイス日本大使館の料理長。大使館に勤務しながら、フレディ・ジラルデ氏に料理を学ぶ。トロワグロ、アラン・シャペルといったミシュランの3ツ星レストランなどで修業の後、帰国し1985年、東京・四ツ谷に「オテル・ドゥ・ミクニ」をオープン。2000年には九州・沖縄サミット蔵相会合の総料理長を務める。現在は東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会やラグビーワールドカップ2019組織委員会の顧問も(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ピーナッチョ

0
オリンピックはアスリートが主役ではあるが、色々な裏方の仕事があってこそである。 出来ることなら選手村の食堂へ行ってみたいものだ。2017/01/31

inubo

0
日経新聞の夕刊コラムが元で、2020年東京オリンピックを軸に再構成したもの。1964年の東京オリンピック時の村上シェフをはじめとした料理人たちの活躍をお手本として、料理の面で2020年大会はどうあるべきかを論じている。「諸外国に恥ずかしくないように最高の日本の食文化をお見せする」この主張、一般の人にはウケると思うんですが、1964年の国威発揚型から成長していないような・・・あと全面的に溢れ出る俺様節に辟易しました。料理人は一国一城の主なのでカリスマが必要なんでしょうけど、本だと胸焼けします。2016/12/30

オペラ座のカニ人

0
三国シェフの関連本は3冊目。6月からユーチューブで三国シェフの動画を見ており、楽しくてしょうがない。おもしろいシェフで、フランス人らしいユーモアを備えた人だと思う。1年延期となった東京オリンピックで、三国シェフはどんな活躍をされたのかを知りたいです。また、新たな三国シェフの経歴が知れてよかった。次は三国シェフが師と仰ぐフランス人シェフ5人の本を読みたいと思う。2023/07/13

らんらん

0
お客さんに合わせてメニューを考えるホスピタリティがすごいなと思った。オリンピックの食提供はそんなにも大変なのだなと思ったし、ドキュメンタリー番組にしたら面白そうだと思った。オテル・ドゥ・ミクニに行きたくなった!!2022/01/23

breguet4194q

0
師匠の村上シェフは前回の東京五輪の食の責任者、弟子の著者も56年の時を経て今度の東京五輪の食の責任者となっています。その姿勢や決意を述べると共に、日頃の随想で構成されています。師匠との思い出を語る部分は、心温まり思わず涙をそそります。五輪を食という視点から考察できる、他にない本だと思います。読後感がいいですね。2018/11/17

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