日経プレミアシリーズ<br> 空港は誰が動かしているのか

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日経プレミアシリーズ
空港は誰が動かしているのか

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  • サイズ B40判/ページ数 239p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532263065
  • NDC分類 687.9
  • Cコード C1265

出版社内容情報

ビジネスの仕組みはコンビニと同じ?関空コンセッションに携わった著者が語る、日本の空港の仕組み、現実、問題点、そして…。

内容説明

関西国際空港の経営とコンセッション(運営権売却)に携わった著者が、日本の空港を「動かす」仕組み、直面するさまざまな課題、その解決の手段を実体験をもとに詳細に解説。空港の知られざる真実、そして進むべき道を明らかにする。

目次

序章 空港は誰が動かしているのか
第1章 空港が成り立つ仕組み
第2章 どうして空港はダメになるのか―作る人、使う人、周りの人
第3章 風に吹かれる民間風経営
第4章 止まった成長エンジンを起動する―関空・伊丹経営統合
第5章 自分でできる改革は自分でやる―空港の課題解決
第6章 空港を“飛ばせる”のは誰か―関空・伊丹コンセッションで見る日本の課題

著者等紹介

轟木一博[トドロキカズヒロ]
1975年生まれ。98年東京大学法学部卒、同年運輸省(現国土交通省)入省。2004年米サンダーバード大学国際経営学修士(MBA)。在日米軍との調整を通した羽田空港発着容量の拡大や、ソマリア沖海賊対処のための自衛隊派遣法制定などに携わったほか、10年から航空局及び新関空会社で、経営統合スキームの立案・調整、会社設立・事業移管、経営計画策定・実施、コンセッション契約立案・事業者選定・引継ぎまで、関空伊丹経営統合及びコンセッションの全プロセスを総括。16年4月より株式会社経営共創基盤マネージャー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

はみだし

8
関西空港の体験について書かれた本。たまたま図書館で見つけた本だが、今からたずさわる業務にズバリあてはまる内容でびっくり。官側の視点がよく理解できました。2017/01/08

とりもり

3
「空港は誰が動かしているのか」というタイトルと内容がマッチしていない。実際に描かれているのは、著者が経験した関空民営化を通じて得られた「空港はリスクを取った民間が動かすべき」というフィロソフィー。それはそれで面白かったが、日本に純然たるノンリコースローンは存在しないかごとき記載は意味不明。たった一件の経験(しかも空港運営権のコンセッションという特殊案件)だけ見て決めつけるのは、あまりに暴論と言わざるを得ない。そうした欠点はあるが、全体的には良い本。★★★☆☆2016/08/05

華形 満

3
期待したよりも専門的なビジネス書と言うべき内容で、正直半分くらいしか理解出来ず。ただ、インフラビジネスは必要不可欠であり、行政と民間がどう調和して運営して行くか?JALとはまた違った民間主導の運営が試されるのであろう。2016/06/16

Kentaro

2
ダイジェスト版からの要約 ほとんどの空港は国か自治体が「設置管理者」となっており、ターミナルビルや貨物施設は、第三セクターが、土地を借りて整備・運営するという方式をとっていた。設置管理者は、着陸料を中心に、エアラインから航空機の運航に関する料金を徴収し、空港の敷地全体を管理し、ターミナルビル会社のほか、航空管制、入管・税関・検疫などの国の事務所、エアラインが整備する格納庫や貨物取扱施設などに土地を貸し、これらの土地貸付料を得ている。空港の収益構造は、単純な不動産賃貸業と言え、改善の余地が満載の構造である。2018/04/11

tomtom

2
同期が書いた二冊目の本。空港は誰が動かしているのか、というより、空港は誰が動かすべきかという、従来行政が担ってきた公共インフラの運営に関する価値観の転換を呼びかける提言書である。書かれているのは空港の歴史や経緯ではなく、政策立案や経営に共通するテクニックで高度な内容だった。戦後70年を経て何か新しいことをやろうとすればほぼ100%既存の何かに悪影響があるというリスクを覚悟せねば、「日本には活用すべき民間活力はあるのか」(いや、ない)という著者の懸念が彼のこのプロジェクト後の進路を決めたのだろう。ご活躍を。2016/06/27

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