出版社内容情報
金利がマイナスになるとはどういうことなのか。なぜこのような事態になるのか。日経記者が明快に解説。
内容説明
日本経済を直撃した「マイナス金利政策」。金融商品の金利はどこまで下がるのか、資産運用はどう変えればよいのか、金融機関の経営にどんな影響があるのか―。金利はプラスが当たり前の世界に生きてきた日本人には理解しがたい「未知なる状況」を、日本経済新聞編集委員が明快に解説。
目次
1 「円高圧力を消せ」―導入の内幕(円買い圧力にとどめを刺す方策;脱デフレの2条件が崩れるリスク ほか)
2 経済刺激どこまで―仕組みと効果(利回り曲線の起点を引き下げる;スカイツリー2000個分の巨額国債購入 ほか)
3 予想外の円高・株安―日銀の誤算とは(円高招いた日銀の2つの誤算;導入決定でも日米金利差拡大せず ほか)
4 「劇薬」に7つの副作用の懸念―「経済の血液」の流れが滞る?(利ザヤ縮小を防ぐ手立ては2つあるが;政治的にも重要なゆうちょ銀行の株価 ほか)
5 資産運用どう変える―コスト重視とリスク回避(銀行預金に5つの注意点;タンス預金の金利もマイナスに? ほか)
著者等紹介
清水功哉[シミズイサヤ]
日本経済新聞編集委員。1964年生まれ。上智大学外国語学部卒業。東京やロンドンで長年、金融政策、為替・金融市場、資産運用について取材。証券アナリスト(CMA)やファイナンシャルプランナー(CFP)の資格も保有(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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