内容説明
創設20年を越え衰弱の危機にあるJリーグは、いったいどこに行こうとしているのか。海外で勝てないJクラブ、苦しいクラブ経営、日本代表選手の海外移籍によるリーグ空洞化などの問題から、J3創設、ポストシーズン制の導入など、Jリーグ自らが問いかける再建への緊急提言書。
目次
第1章 Jリーグの窮状―課題山積の現在
第2章 いつの日か王道を行くために、今はあえて迂回する―2ステージ制とシーズン移行
第3章 欧州資本にアジア市場は食い荒らされている―Jのアジア戦略
第4章 優勝が決まる試合でも満員にならない―クラブライセンス制度導入、クラブ経営
第5章 Jリーグはチーム数が多すぎて覚えきれない?―いよいよJ3がスタート
第6章 欧州に引き抜かれるなら、良い選手を輩出し続ければよい―普及・育成・強化
第7章 日本にはJリーグに興味のある人が少ない―国内プロモーション戦略
第8章 村井新チェアマンの掲げるビジョン―新体制でのJリーグ将来像とは
著者等紹介
大東和美[オオヒガシカズミ]
前日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)チェアマン。1948年10月22日、兵庫県神戸市生まれ。報徳学園高校から早稲田大学へ進学。早大ラグビー部では70年度に主将として全国大学選手権、日本選手権を制覇。大学卒業後は住友金属工業入社。四国支社長、九州支社長などを経て、2006年にJリーグ鹿島アントラーズの代表取締役社長に就任。ラグビー指導者としては早大ラグビー部監督として大学選手権優勝。ラグビー日本代表としても6キャップを記録している
村井満[ムライミツル]
日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)チェアマン。1959年8月2日、埼玉県川越市生まれ。埼玉県立浦和高校から早稲田大学法学部へ進学。83年日本リクルートセンター(現リクルートホールディングス)入社。同社執行役員(人事担当)、リクルートエイブリック代表取締役社長(現リクルートキャリア)、RGF Hong Kong Limited取締役社長などを歴任。2008年7月よりJリーグ理事。14年1月31日に第5代Jリーグチェアマン(理事長)、同年3月29日に日本サッカー協会副会長に就任
秋元大輔[アキモトダイスケ]
サッカーライター。1978年9月13日、千葉県市原市生まれ。龍谷大学文学部卒業。サッカー専門紙「エルゴラッソ」編集部などを経て、2006年フリーランスに。日本サッカー協会公認コーチライセンスも保有し、クラブチーム等での普及育成活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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