内容説明
電気代節約で赤字が増えた、デキる社員に仕事を振ったら売上が減った…。会社の不調の原因は、いつだって社長や管理職のデタラメな判断・行動にある。会計士の視点から、会社が犯しがちな間違いを挙げ、「こうすれば、もうかる」シンプルな理論を説く。
目次
第1章 「時は金なり」がわからない社長(バカ社長が会社を壊す;会社がもうかる単純な仕組み ほか)
第2章 社員が働く会社、サボる会社(バカ社長判別テスト―優秀な人を暇にしているか;スキルの低い人だって仕事はできる ほか)
第3章 ヒット商品の恐怖(ヒットに慢心するバカ社長;「伸るか反るか」の投資はしない ほか)
第4章 お金をもうける算数・初級編(成功する社長はおおらかだけど細かい;なんでもかんでも原価計算 ほか)
第5章 もうける社長は、こう考える(会社の宿命は成長;「社員が働かない」とグチるバカ社長 ほか)
著者等紹介
山田咲道[ヤマダサクミチ]
公認会計士・税理士。昭和39年山梨県生まれ。昭和61年筑波大学卒業。翌年公認会計士試験合格後、監査法人トーマツ勤務。平成5年エース会計事務所開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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再び読書
11
結構まっとうな事を言っていて勉強になった。しかし、ぼくは従業員、願わくばすべからく社長(経営者)がこのような心持で仕事をしてほしい。最近はやりのブラック企業なら、そのかけらすら持ちようがないでしょうが・・・2015/05/20
えっくん
5
★★☆☆☆会計事務所を開設した著者が、優れた社長は、会社に対して何をすべきかを説いた本です。経営者・管理者は「自己責任で行動すること」「付加価値の高い商品・サービスを提供すること」「社員をやる気にさせること」「人・物・金のリスク管理を徹底すること」「原価計算による収益を考えること」「社会貢献を経営理念とすること」を心がけることが大切であるということでした。どちらかといえば中小企業経営者向けを対象にした本と思いますが、あらゆるリスクファクターを考慮すべきであるという考えは一般社会人も参考となる事項です。2012/10/01
ホークス
3
「バカ社長」は、挑発を意図した言葉で、実際はとても基本的な、経営と社長のあるべき姿を論じた本。シンプルだけど、ハッとさせられる話が多く、著者の考え方は真っ当だと思う。2014/10/25
King Alfonso
3
本当に読んで欲しいバカ社長は読まないという罠。2009/01/03
takao
2
ふむ2024/01/28