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日経ビジネス人文庫
社長が席を譲りなさい

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  • サイズ 文庫判/ページ数 309p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784532240066
  • NDC分類 304
  • Cコード C0134

出版社内容情報

30年前、日本のバブルがはじけた。その30年前は高度経済成長がはじまり、さらにその30年前は戦争へとつながる満州事変が起きた。時代は30年ごとに大きな転換点を迎える。もう昭和・平成の成功体験は通用しない。感染症、自然災害の頻発、地球温暖化、人口減少、中国台頭など、激変する時代を生き抜く知恵を語り尽くす、著者渾身のメッセージ。

内容説明

昭和・平成の成功体験を捨て、旧世代は若者に席を譲ろう。現実をありのままに見て、危機を認識すれば、打つ手は見えてくる。戦争を起こさないことが一番大切だ―。元中国大使の戦中世代経営者が贈る渾身のメッセージ。

目次

序 『社長が席を譲りなさい』発刊に当たって
第1章 いますぐ昭和・平成の成功体験を捨て去れ!
第2章 働き方は自分の意思で決めろ!
第3章 絶望を見据えることでそこに希望の光を発見できる
第4章 避けられない危機の上に日々暮らしていることを忘れるな!
第5章 人口減少社会の真実を直視せよ!
第6章 これからの30年、日本の周辺で起きること
おわりに 令和の若者に告ぐ!

著者等紹介

丹羽宇一郎[ニワウイチロウ]
1939年愛知県生まれ。名古屋大学法学部を卒業後、伊藤忠商事に入社。内閣府経済財政諮問会議議員、日本郵政取締役、国際連合世界食糧計画(WFP)協会会長などを歴任し、2010年に民間出身では初の中国大使に就任。公益社団法人日本中国友好協会会長、福井県立大学客員教授、伊藤忠商事名誉理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

2
いますぐ昭和・平成の成功体験を捨て去れ:未熟を自覚することで人は成長 変革期には若者が活躍 ネガティブリストで働く 高齢者が社会参加できる機会 働き方は自分の意思で決めろ:休めと命令される働き方 リベラルアーツという武器 競争なくして成長なし・協調なくして幸福なし  絶望を見据えることでそこに希望の光を発見できる:問題はあって当たり前 原点には家族の幸福 避けられない危機の上に日々暮らしていることを忘れるな: 人口減少社会の真実を直視せよ これからの30年、日本の周辺で起きること 令和の若者に告ぐ2021/08/11

chy

1
若者に向けた著書。コロナ禍にまとめられた内容だが、少子化、高齢社会の危険性などは、改めて課題の大きさが分かった。 戦争だけはやっては駄目、というメッセージはみんなに同意して欲しい。2024/04/16

虎ボルタ

1
丹羽さんの本は初読み?かな。文章上手くて引き込まれました。中でも食べ物の問題は、とても説明が上手でイメージが湧きました。そりゃあ、地球の人口が倍になるんだもんな…。水も石油も奪い合いになるよ。2022/05/31

mura

1
今から約20年後の2040年日本は人類の経験したことのない超高齢化社会となる。そして人口減少、また今から30年後までの地震などの災害リスク、世界の人口爆発、アメリカ中国との関係、2050年までには何が起きても不思議はない、ある意味絶望。自分もギリギリ体験できるかもしれない未来、しかしやはり絶望的なのかも。だけどこの本は定説に近いことが多く逆張りの好きな人には刺激が少ないかも。著者が82歳であることを考えると、若者に30年後に再読して過去にこんなふうに言われてたんだと感じてほしい。著者はもうその時いない。2021/10/28

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