日経ビジネス人文庫<br> 10の「感染症」からよむ世界史

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日経ビジネス人文庫
10の「感染症」からよむ世界史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784532199937
  • NDC分類 209
  • Cコード C0122

出版社内容情報

歴史に大きな影響を及ぼした感染症は、
いったいどのように発生し、どれだけの被害を出し、
文明にどのような影響を与えたか? 
また、そこから社会は、人々は、いったいどのように立ち直ってきたのか? 

本書では、交易からヨーロッパに広がったペストをはじめ、
大流行から2つの帝国の滅亡をもたらしたとされる天然痘、
上下水道の整備や都市の近代化につながったとも言われるコレラや赤痢、
医療崩壊から拡大し、第一世界大戦の終焉につながったといわれるスペインかぜなど、
世界史を変えた10の感染症を取り上げ、
その蔓延の過程と背景、収束までの経緯について解説する。

内容説明

ヨーロッパ近代化の契機となったペスト流行、南アメリカ大陸征服の武器となったともいわれる天然痘…たび重なる人類と感染症との闘いは、数多くの犠牲者を出しながら、歴史を大きく変容させてきた。世界史を変えた10の感染症について、その蔓延と収束、社会経済にもたらした影響まで解説する。

目次

1 人類と感染症
2 人類史に影響を与えた10の感染症(ペスト;インフルエンザ;コレラ;マラリア;赤痢;結核;天然痘;黄熱;チフス;梅毒)

著者等紹介

脇村孝平[ワキムラコウヘイ]
大阪経済法科大学経済学部教授。博士(経済学)。1954年、兵庫県生まれ。1978年、大阪市立大学経済学部卒業。1989年、大阪市立大学大学院経済学研究科後期博士課程単位取得退学。大阪市立大学大学院経済学研究科教授を経て現職。専門はアジア経済史、特にインド経済史。疫病の世界史にも関心を持つ。おもな著書に『飢饉・疫病・植民地統治―開発の中の英領インド』(名古屋大学出版会、2002年、国際開発研究大来賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

livre_film2020

42
感染症流行の観点から世界史を紐解いた書。とても興味深く読んだ。世界史は暗記ゲーの印象があって苦手だったが、本書を読んでからならもっと楽しく学べただろうと思った。だが、イヤイヤ学んだ基礎知識があるからこそ「裏事情」としての面白さがある。今も多くの感染症が撲滅されておらず、抗生物質やワクチンがないものも多い。我々人類は今も感染症と臨戦態勢だ。歴史の大きな転換点には必ず感染症の影がある。そのことを胸に今のコロナウイルス流行を見ると、我々は今大きな渦の中心にいることがわかる。これから世界はどうなっていくのだろう。2022/11/30

雲をみるひと

22
感染症別に世に出てから現在までの歴史上のトピックに言及した各論的読み物。各感染症が歴史に与えた影響や対策の歴史の大枠がわかる。専門用語もほぼ出ないし読みやすい。コロナ禍の現在に読んでおきたい本だと思う。2021/04/19

KAN

14
現在進行形のコロナパンデミックも、何年、何十年かたてばやはり歴史として刻まれ、またグローバル化していく世界のなかで一つの画期となる出来事として、教訓として書き残されるのだろう。科学が発達し、感染症の原因がウィルス、細菌であり、ゲノムレベルで生命科学が判明した現在でもなお、対処方法に関してはこうした歴史に学び、社会の在り方や医療の在り方を常にアップデートしてかないといけないと感じる。2022/04/30

in medio tutissimus ibis.

4
ペストは平民の地位向上、教会権威の失墜、身分制の打破を齎した。インフルエンザはWW1や戦後処理を左右したが被害は秘匿された。コレラの治療薬宣伝が広告を作った。マラリアは植民地経営のネックだった。赤痢予防に紅茶。結核は産業革命で広まる。天然痘はアステカ・インカやフレンチインディアン戦争で先住民に祟る。黄熱病の助けで独立したハイチ。チフスが風土病だったロシアでナポレオン敗退。梅毒も一時は遊び慣れた男女の証であった。どれも大きな被害を出した流行病だが、梅毒以外は清潔にして下水道整備して蚊を退治すれば何とかなる奴2024/02/23

ドットジェピー

4
勉強になります2021/05/03

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