日経ビジネス人文庫<br> 誰がアパレルを殺すのか

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日経ビジネス人文庫
誰がアパレルを殺すのか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 258p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784532199739
  • NDC分類 589.2
  • Cコード C0134

出版社内容情報

未曾有の不況に苦しむアパレル各社。この産業を衰退に追いやった犯人は誰か。徹底取材で業界の裏と未来を明らかにする。

内容説明

同じような服ばかりで買いたい服がない。過剰供給→大量売れ残り→不良在庫の悪循環。問題点は明白なのに変わることができない―。アパレル業界には、他の衰退産業とも共通する病巣がある。サプライチェーンをくまなく取材した渾身のルポを文庫化。

目次

第1章 崩れ去る“内輪の論理”(アパレルの墓場に見た業界の病巣;中国依存で失ったモノ作りの力;「売り場の罪」を背負うSCと百貨店;「洋服好き」だけでは、やっていけない;そして、勝ち組はいなくなった)
第2章 捨て去れぬ栄光、迫る崩壊(INTERVIEW ウィメンズ・エンパワメント・イン・ファッション会長・尾原蓉子氏「変わらなければアパレル業界は滅ぶ」;ファーストリテイリング会長兼社長・柳井正氏「もう、“散弾銃商法”は通用しない」)
第3章 消費者はもう騙されない(既存勢力が恐れる米国発の破壊者;「買う」から「手放す」までネットで完結;大量生産の逆をいく「カスタマイズ」)
第4章 僕らは未来を諦めてはいない(国内ブランドだけで世界に挑む;オープン戦略で世界市場に切り拓く;服を売ることだけが商売ではない;「来年にはゴミになる」服を作らない)

著者等紹介

杉原淳一[スギハラジュンイチ]
1981年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。2005年日本経済新聞社に入社し、大阪経済部でアパレル・スポーツ用品業界などを取材。2009年に東京に異動し、経済部で金融機関や日本郵政などを担当。2015年、日経BPに出向し、『日経ビジネス』記者。2016年秋からアパレル業界を中心に取材。2018年より日本経済新聞経済部で国土交通省、経済産業省を担当

染原睦美[ソメハラムツミ]
1981年生まれ。中央大学文学部卒業。2004年に日経BPに入社し、『日経パソコン』に配属。2009年『日経ウーマンオンライン』の立ち上げに携わった後、2013年から『日経ビジネス』記者。ネットサービス、アパレル、日用品・化粧品業界を中心に担当。2017年から『日経クロステック』記者として、主にネットサービス、小売り・外食業界を取材。2019年より日経BP人事室にて採用担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

294
最近、経営破綻するファッションブランドがいくつかあり、気になっていた。文庫なので、三年前辺りの情報。コロナ終息後、少ししてから、今を振り返って続きを書いてみて欲しい。こういう本を読むたび、日本のファッションが、いかに企画/営業主導の考え方に偏っているかを感じる。ブランドを掲げる意味を考えなければいけないのは、どんな業者にも通ずる教訓。妥当な値段であることが重要、という考え方も理解出来るが、ほとんどは無知であろう客に、無数の競合を相手にしながらとなると、本当に労多く報われない環境が整った業界だ。 2020/08/20

GAKU

53
以前アパレル業界で働いていた事があり、服自体にも興味があるので読んでみた。大手アパレルメーカーが百貨店に出店すれば飛ぶように売れていたのは、私が働いていた頃のずっと昔の良き時代のお話。今や大手アパレル、百貨店は青息吐息状態。しかしそのような苦境の中、業績を挙げている新興アパレルも。要は多様化する個人個人の顧客のニーズに、いかに答えていくかという事が大事なのですかね。 私自身新品の服を買うのは、殆どユニクロのセール品。あとヤフーオークションで、昔懐かしいアメカジブランドの出物があれば買うくらいですかね。 2021/04/01

chiseiok

41
久々のノンフィクション、キャッチーなタイトルです(^_^;)。そしてこれが予想以上に面白かった。それどころか縫製職人さんとユーザのマッチングサービス「nutte」紹介のところでは落涙寸前、心に沁みた。上辺だけオサレ古臭〜い過去のアパレルは滅び、勝ち残るのはルメールやジル・サンダーまで巻き込んで進化してゆく怪物レーベルの「UNIQLO」位しか無いのではと、門外漢の自分は心配していたのですが、どうしてどうしてどの世界にも革新的なゲームチェンジャーは現れるものなんですね。いやいやまだまだアパレルは面白いなぁ。 2021/03/14

ゲオルギオ・ハーン

20
2020年発行。全4章で構成され、1,2章はアパレル業界の衰退の原因を解説、3,4章は再興に向けて新たなビジネスモデルを生み出している企業を紹介している。3,4章はいつもの日経らしい概説だけなので軽めだが、1,2章は流通の川上(メーカー)、川中(卸売)、川下(小売)いずれも1970年代の構造から進化がなくバブル崩壊後もビジネスモデルが変わらず、ただ生産地を中国へ移し、安直に売れ線だけを大量生産したことで消費者離れが進んだと分析していて興味深かった。2024/11/09

Porco

14
経営って難しい。2021/09/01

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