出版社内容情報
シャンパンは人生をひときわ輝かせるワインだ。歴史、文化から造り手までシャンパンのすべてを語り尽くす。
内容説明
シャンパンとは、人生を輝かせ、世の中の憂いを払ってくれ、決して裏切られることのない友である―。シャンパンと他のワインとの違い、主要生産地、シャンパンが登場する映画や文学に始まって、ローマ時代から辿るシャンパンの歴史、シャンパンメーカー・ハウス解説まで、本書1冊あれば、シャンパンのすべてがわかる。
目次
第1章 シャンパンは人生を輝かせる酒(シャンパンの魅力と健康効果;シャンパンが登場する映画・小説;ワインとしての特異性 ほか)
第2章 シャンパンの挿話史(ローマ時代;初期フランス王朝時代;中世からルネッサンス ほか)
第3章 シャンパンメーカー・シャンパンハウス事典(アグラパール・エ・フィス;アラン・ロベール;アレクサンドル・ボネ ほか)
著者等紹介
山本博[ヤマモトヒロシ]
弁護士。1931年横浜生まれ。早稲田大学大学院法律科修了。我が国のワイン評論の先駆け。早くからワインに関心を持ち、世界のワイン生産地を訪れ、その世界に魅了される。フランス食品振興会主催の世界ソムリエコンクールの日本代表審査委員。日本輸入ワイン協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tsune105
5
シャンパーニュ地方のお酒なのに、全く知らないメーカー、ブランドがあるのかと驚きの全てのシャンパン好きには見逃せない一冊。 日本で入手は不可能かも知れないが家族経営の小さな作り手のシャンパンを飲んでみたくなった。 ところで、1本いくらするんだろう。値段の目安ぐらいは書いて欲しかったなぁ。2020/05/21
マル
4
シャンパンとワインの持ち寄り会に行く前に予習しようと思って読んだ 3分の1くらいがシャンパンの歴史や製造方法など 残りはいろんなシャンパンメーカーの特色や歴史など 味や香りは飲んでみないと解説読んでもわからないけど 歴史上の人物に関連するエピソードなどもたくさんあり楽しめる マルキ・ド・サドはシャンパーニュ地方に城を持っていてその子孫が地元のメゾンと一緒にマルキ・ド・サドの名前で出してるシャンパンもあるらしい 2024/12/29
ココアにんにく
2
第1章でシャンパンの素晴らしさを文章で十分に味わった後、第2章。世界史の授業を思い出しながら読みました。ヘンリー8世はいろんな意味で印象的ですね。授業では出てこないドン・ペリニヨンやフィロキセラが出てくるのはワイン本ならでは。理想ではゆっくりとシャンパンを楽しみながら読みたい本ですね。実際はガツガツと2章まで一気に読んでしまった。シャンパンを主題とすると西洋史が格段に面白く感じるのはお酒好きだから?あとは安いスプマンテを飲みながら第3章を眺める読書となりそうです。2019/02/16
ターさん
1
全ての飲み物の中で、最高の物はシャンパンである。そう信じている。「数多のスパークリングが出現しても、どうしても追いつき追い越せないのがシャンパンである」レストランでワインリストを渡され、何を選んだらと迷った時はシャンパンにしなさいと教えられた。これで間違いなしだと。とは言え、そんな機会に巡り会ったことはない。本書の半分は「シャンパンメーカー・シャンパンハウス」で占められている。その多さに驚いてしまった。これからの生涯、何度シャンパンを飲む機会があるのだろうか。そうあるものではないということは分かっている。2020/10/17
tru432
0
シャンパンを飲むのが好きで、飲むだけではなく知識を得ておこうと思って読んだ本。全部記憶できるわけでもないが、シャンパンという1つの単語の中にもいろんな歴史があり。今後銘柄を選ぶ際にもどんな歴史があるのか?調べてみるとおもしろいと思う。2025/05/08
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