日経ビジネス人文庫<br> 気候で読む日本史

個数:

日経ビジネス人文庫
気候で読む日本史

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年08月26日 07時43分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 340p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784532198848
  • NDC分類 451.8
  • Cコード C0144

出版社内容情報

寒冷化や干ばつによる飢饉、疫病、戦争――。古来、日本人が異常気象にどう立ち向かってきたのかを豊富な逸話とデータで描く異色作。われわれの先祖はいかにして立ち向かったのか?
異常気象との攻防1400年!

様々なエピソードを詳細なデータに基づき分析する。

●「銃 病原菌 鉄」の日本史版!
本書は、われわれ日本人の祖先が気候変動に対しどのように立ち向かってきたかについて、歴史の流れに沿って記したもの。気候変動に起因する災難等への各時代の人々の行った対応策に力点を置いています。

日本人は自然災害に対して受け身であり過去の経験を活かす意欲に欠けるといわれることがありますが、そんなことは決してありません。われわれの祖先も現実を直視し、苦悩する中で何とか打開策を見出そうと模索し、予防策を真剣に考え行動を起こしてきました。その歴史を振り返り、今も頻発する異常気象、災害にどう対処すべきかを学べる1冊です。

プロローグ 太陽活動と火山噴火がもたらす気候変動

第I章 平城京の光と影

第II章 異常気象に立ち向かった鎌倉幕府

第III章 「1300年イベント」という転換期

第IV章 戦場で「出稼ぎ」した足軽たち

第V章 江戸幕府の窮民政策とその限界

エピローグ

田家 康[タンゲヤスシ]
著・文・その他

内容説明

律令制を崩壊させた干ばつ、日蓮が記録した天変地異、寒冷化が可能にした新田義貞の鎌倉攻め―。日本人が異常気象や気候変動に起因する災難にどう立ち向かってきたかを、豊富なエピソードと緻密なデータで描き出す異色作!

目次

プロローグ 太陽活動と火山噴火がもたらす気候変動
第1章 平城京の光と影
第2章 異常気象に立ち向かった鎌倉幕府
第3章 「1300年イベント」という転換期
第4章 戦場で「出稼ぎ」した足軽たち
第5章 江戸幕府の窮民政策とその限界
エピローグ

著者等紹介

田家康[タンゲヤスシ]
気象予報士、日本気象予報士会東京支部長。1959年神奈川県生まれ。81年横浜国立大学経済学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえぽん

44
奈良〜江戸期に至る日本史に気候が与えた影響と、干魃、飢饉等における技術上、政治上の対応策の変遷をまとめた好著。気象予報士の著者が古今東西の文献を逍遥して、同時期のアジア、欧州等の気象や社会の動きにも言及し、立体的な気象と政治経済社会との関係論として読める。奈良〜平安期の朝廷が頼った祈祷とは対照的な北条泰時の実質的需給調整や、政権の安定性の差が気象変動に対する対応力の差として現れた事実など、現在にも通ずる教訓が得られる。今後、地球温暖化と大火山噴火の何れにも対応は必要だが、技術と政治の力が試されるのだろう。2024/04/05

sasara

22
気象予報士田家康さん著。火山噴火、エルニーニョ現象、太陽活動などで繰り返す寒冷化、温暖化。鎌倉時代以降小氷河期飢饉により貧民都市流入による暴動続出、江戸時代東北地方の大飢饉に対する対応で疲弊してゆく幕府。アイヌを騙して搾取しまくりの松前藩。気候温暖化の未来に何があるのかを問う。2021/01/26

わたお

16
何十年おきに飢饉がやってくる。理由は、火山、太陽活動、エルニーニョ現象と様々でその都度、何万、何十万人と餓死者がでた。戦国武将の勇ましい戦の裏には飢えて苦しむ民が他国へ掠奪しにいくことが理由だったという話もあった。いつもとは違った視点で歴史がみれて、なるほどと思うこともままあった。2019/05/22

マネコ

10
地球温暖化が話題になりますが、地球の歴史でいうと火山の噴火や太陽の活動低下で寒冷化が定期的に訪れ、農作物に甚大な被害を与えてきました。とくに日本は気象が読みにくい土地柄、膨大な記録をもとに気候が歴史にどのような影響を与えてきたかを丁寧にまとめられています。参考資料が多すぎてそれだけでも結構なページ数になりますが、面白く読める一冊です。2019/11/13

雲をみるひと

9
日本の歴史を気候変動との関連から追った本もの。気候と関係する植生、農業、あるいは農業政策的な視点が多い点で独自性はあるが、内容は日本の歴史が時代順に網羅されており、歴史本的な作り。気象関連、特にエルニーニョ中心に構成されている同作者の世界史編とかなり異なる構成だが、どちらがよいかは好き好きだろう。2019/07/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13406203
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品