出版社内容情報
寒冷化や干ばつによる飢饉、疫病、戦争――。古来、日本人が異常気象にどう立ち向かってきたのかを豊富な逸話とデータで描く異色作。われわれの先祖はいかにして立ち向かったのか?
異常気象との攻防1400年!
様々なエピソードを詳細なデータに基づき分析する。
●「銃 病原菌 鉄」の日本史版!
本書は、われわれ日本人の祖先が気候変動に対しどのように立ち向かってきたかについて、歴史の流れに沿って記したもの。気候変動に起因する災難等への各時代の人々の行った対応策に力点を置いています。
日本人は自然災害に対して受け身であり過去の経験を活かす意欲に欠けるといわれることがありますが、そんなことは決してありません。われわれの祖先も現実を直視し、苦悩する中で何とか打開策を見出そうと模索し、予防策を真剣に考え行動を起こしてきました。その歴史を振り返り、今も頻発する異常気象、災害にどう対処すべきかを学べる1冊です。
プロローグ 太陽活動と火山噴火がもたらす気候変動
第I章 平城京の光と影
第II章 異常気象に立ち向かった鎌倉幕府
第III章 「1300年イベント」という転換期
第IV章 戦場で「出稼ぎ」した足軽たち
第V章 江戸幕府の窮民政策とその限界
エピローグ
田家 康[タンゲヤスシ]
著・文・その他
内容説明
律令制を崩壊させた干ばつ、日蓮が記録した天変地異、寒冷化が可能にした新田義貞の鎌倉攻め―。日本人が異常気象や気候変動に起因する災難にどう立ち向かってきたかを、豊富なエピソードと緻密なデータで描き出す異色作!
目次
プロローグ 太陽活動と火山噴火がもたらす気候変動
第1章 平城京の光と影
第2章 異常気象に立ち向かった鎌倉幕府
第3章 「1300年イベント」という転換期
第4章 戦場で「出稼ぎ」した足軽たち
第5章 江戸幕府の窮民政策とその限界
エピローグ
著者等紹介
田家康[タンゲヤスシ]
気象予報士、日本気象予報士会東京支部長。1959年神奈川県生まれ。81年横浜国立大学経済学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うえぽん
sasara
わたお
マネコ
雲をみるひと