出版社内容情報
神社と有力者の関係、神になった英雄。神社には知られざる歴史的逸話が眠っている。神社参拝、御朱印集めがもっと楽しくなる1冊!鳥居の向こう側に隠された、歴史の真実に迫る!
「パワースポット」として注目され、「御朱印ガール」なども登場するほどブームが過熱している神社。
神社は信仰の対象として日本人の生活に密着しているだけではありません。歴史上の著名な出来事の舞台となることが日常茶飯事であり、ときには戦場となることさえありました。
本能寺の変の前、明智光秀がその決断を神に求めたように、神社が歴史を動かした事例は多いです。
菅原道真や吉田松陰、乃木希典、東郷平八郎のように、歴史上の人物が神となる事例も少なくありません。
本書は30の神社を舞台に歴史を読み解くことで、日本史の裏側を浮かび上がらせるもの。
取り上げる神社は東北から九州、四国まで全国にまたがります。
北海道
北海道神宮
東北
出羽三山
塩竈神社
関東
神田明神
日枝神社
明治神宮
三囲稲荷
乃木神社・東郷神社
鶴岡八幡宮
鹿島神宮
日光東照宮
中部
浅間神社
諏訪大社
秋葉神社
熱田神宮
近畿
伊勢神宮
賀茂神社
御霊神社
愛宕神社
平安神宮
橿原神宮
熊野三山
湊川神社
中国
出雲大社
厳島神社
松陰神社
四国
金刀比羅宮
九州
大宰府天満宮
宇佐神宮
水天宮
安藤 優一郎[アンドウユウイチロウ]
著・文・その他
内容説明
神社と時の有力庇護者の関係、血なまぐさい事件、神になった英雄たち―。神代の昔から存在する鎮守から、実はけっこう新しい神社まで、神社には知られざる歴史的逸話が数多く眠っている。参拝、御朱印集めがもっと楽しくなる1冊!
目次
北海道神宮―なぜ明治に入って札幌神社が創建されたのか
出羽三山―なぜ松尾芭蕉は出羽三山を参詣したのか
塩竃神社―なぜ伊達政宗により厚く信仰されたのか
神田明神―なぜ徳川将軍家は神田明神の祭礼を見物したのか
日枝神社―なぜ徳川家により厚く尊崇されたのか
明治神宮―なぜ渋沢栄一は東京に明治天皇を祀ろうとしたのか
三囲稲荷―なぜ三越本店に三囲稲荷が祀られているのか
乃木神社・東郷神社―なぜ乃木希典や東郷平八郎が祀られたのか
鶴岡八幡宮―なぜ源実朝は暗殺されたのか
鹿島神宮―なぜ安政大地震後に鯰絵に描かれたのか〔ほか〕
著者等紹介
安藤優一郎[アンドウユウイチロウ]
歴史家。文学博士(早稲田大学)。1965年千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程満期退学。JR東日本「おとなの休日倶楽部」など生涯学習講座の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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