日経ビジネス人文庫
「上から目線」の構造“完全版”

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784532198640
  • NDC分類 361.4
  • Cコード C0134

出版社内容情報

あの人は何様なのか?――「上から」な人の心のメカニズムを解剖した7万部のヒット作文庫化!目上の人を「できていない」と批判するサラリーマン、
威張り散らす中高年から「自分はこんなものではない」と根拠のない自信を持つ若者まで――
なぜ「上から」なのか、なぜ「上から」を過剰に気にするのか。

そのメカニズムを心理学の見地からひもとき、
7万部まで版を重ねたプレミアシリーズヒット作を文庫化します。          

店員にキレる中高年やSNSでの過剰なバッシングなど、間違った「上から目線」が社会にますます蔓延する中、 
内容を大々的にバージョンアップさせ、2018年の世情について「上から」をキーワードに切り込みます!

文庫版まえがき 猛威を振るう「上から目線」

プロローグ「上から目線」とは何か     

第1章 なぜ「上から目線」が気になるのか

第2章 「上から」に陥りがちな心理構造 

第3章 空気読み社会のジレンマ  

第4章 目線に敏感な日本人 

第5章 「上から目線」の正体 

おわりに

榎本 博明[エノモトヒロアキ]
著・文・その他

内容説明

目上の人を平気で「できていない」と批判する若手社員、駅で威張り散らす中高年から、「自分はこんなものではない」と根拠のない自信を持つ若者まで―なぜ「上から」なのか。なぜ「上から」が気になるのか。心理学的な見地からそのメカニズムを解剖する。

目次

第1章 なぜ「上から目線」が気になるのか(上司の指導にも「上からですね」;「部下のご機嫌伺い」に潜むパーソナリティの構え ほか)
第2章 「上から」に陥りがちな心理構造(上下、勝ち負けでものを見る人々;結婚願望が薄ければ平均初婚年齢は気にならない ほか)
第3章 空気読み社会のジレンマ(ひとりが怖い?;大学は『中学生日記』化している ほか)
第4章 目線に敏感な日本人(お客に説教するアルバイター;相手の立場に立てない人の心性 ほか)
第5章 「上から目線」の正体(「引きこもり」は日本的現象;母性原理では「すべてよい子」になる ほか)

著者等紹介

榎本博明[エノモトヒロアキ]
心理学博士。1955年東京生まれ。東京大学教育心理学科卒。東芝市場調査課勤務の後、東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。川村短期大学講師、カリフォルニア大学客員研究員、大阪大学大学院助教授等を経て、MP人間科学研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Miya-G(みやじい)

14
上から目線な人に対して、どういう対応をしたら良いのかという話かと思いきや、そんな人おるおる話になり、遂には、若いのに上からモノを言う人についての話になった。うん、でどう対応すれば良いのかがイマイチ解らずじまい。分析されており、構造は理解できた。「で?」というトコ!それが聞きたかったんですぅ〜。2018/07/16

kitten

9
図書館本。上から目線が嫌と言われるとものすごくへこむ。じゃあ、どうしろと?と。上から目線、と言う人も、実際に変な上から目線な人も、根本は同じようで。現代の日本の問題なんだろうな。私は、他人からの上からには全然気にならないんたげどな。この本は、どうして上からと言われるか、上からになってしまうかはわかるけど、じやあどうすればよいのかはわからんな。2022/12/10

Sizuku

3
問題を並べ立てるばかりで、解決方法などを提示してくれないので、余り役に立たない。あと、学者(元学者?)の本なのにエビデンスもデータも少ない。2018/07/27

カエル子

3
日本には「人」=「人間関係」という受け止め方があると言われて、これをすんなり受け入れられるってことは思いっきり日本人だということなんだな。日本には過敏型の自己愛や対人恐怖が多いこと、相手任せのマゾヒズム的な自己愛の満たし方が多いことなど、すべては個としての独立した存在以上に、相手あっての自分なのだと。母性原理と父性原理を分けて考える最終章もなるほど…と納得する部分が多いぞ、とさんざん頷きながら読みつつ結局「上から目線」の構造は何なんでしたっけ?という感じでそのうち要再読。2018/07/08

くま

2
ある部下と面談した際 「ほめてほしかった」と言われたことがあります。数字を達成したから褒めるべきかもしれない。しかし、それ程の努力をしていたとは思えず、言われて少し驚いた。 そして、この本を読んで納得があきました。上から目線の部下は、甘えている幼児のように感じた!2020/10/16

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