日経ビジネス人文庫<br> 60分で名著快読 徒然草

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日経ビジネス人文庫
60分で名著快読 徒然草

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  • サイズ 文庫判/ページ数 287p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784532198060
  • NDC分類 914.45
  • Cコード C0195

出版社内容情報

人の心は移ろいやすい あまりに期待しすぎるな??。現代人に送る珠玉の処世訓を、現代語訳、図解、解説とともに紹介。人の悩みは、いつの世もそんなに変わらない!

鎌倉時代の14世紀にまとめられ、兼好法師の作と言われる「徒然草」は、だれもが一度は学校の授
業で学んだ古典中の古典ですが、あらためて通読してみると、現代に通ずる人生訓、人間論、処世の
書として読むことが可能です。本書は徒然草のなかから、現代の読者が参考になりそうな「段」の現代
語訳を解説、図解とともにまとめた「徒然草入門」です。

「勝とうとするな。でも負けるな」
「改めても利益のないことは、改めないほうがいい」
「お金があっても使わなければ貧乏人と同じだ」
「長居は迷惑。用が済んだらすぐ帰れ」
「これで十分、と思えば幸せ」
「一芸に達した者の言動には必ず一理ある」
「人の噂をするくらいならもっと価値のあることをせよ」
「他人も自分もあてにするな」
「よく知っていることこそ、慎重に発言せよ」
等々、どこから読んでも心に浸みるメッセージ満載の一冊です。

パート1 『徒然草』と兼好法師?時代と人物像

パート2 人?勝とうとしない生き方

パート3 金?持つと危険、持たぬと悲惨

パート4 世間?理屈では割り切れない

パート5 美?変化の中にあり

パート6 死?直視できないけれど

山田 喜美子[ヤマダキミコ]
古典文学研究科。
1951年佐賀市生まれ。74年中央大学文学部卒業(社会学)。出版社に勤務のち、フリーエディターとして『東海道五十三次ハンドブック』『奥の細道の旅ハンドブック』『決まり文句の辞典』(以上、三省堂)等を企画・編集。2000年鶴見大学日本文学研究科研究科博士後期課程単位取得退学。専門は初期俳諧。05年淑徳大学オープンカレッジで「おくのほそ道と芭蕉」の講師を務め人気講座となり、以降「徒然草」「百人一首」などを担当。

造事務所[ゾウジムショ]
編集プロダクション
歴史・文化・宗教に造詣が深く、雑学をはじめ、生活実用まで幅広いジャンルの単行本の編集・執筆を行う。1985年設立。編著となる単行本は年間40数冊にのぼる。

内容説明

人の心は移ろいやすいもの、あまり期待しすぎるな、何に執着するかでその人の器がわかる、世間の噂はほとんどが嘘、たくさんの財産は苦労と愚行をもたらす―。現代人も七百年前の人も、抱える悩みはそれほど変わらない。名随筆の読みどころを、現代語訳、図解とともに丁寧に解説。

目次

1 『徒然草』と兼好法師―時代と人物像
2 人―勝とうとしない生き方
3 金―持つと危険、持たぬと悲惨
4 世間―理屈では割り切れない
5 美―変化の中にあり
6 死―直視できないけれど

著者等紹介

山田喜美子[ヤマダキミコ]
古典文学研究家。1951年佐賀市生まれ。74年中央大学文学部卒業(社会学)。出版社に勤務のち、フリーエディターとして『決まり文句の辞典』(以上、三省堂)等を企画・編集。2000年鶴見大学日本文学研究科博士後期課程単位取得退学。専門は初期俳諧。05年淑徳大学オープンカレッジで「おくのほそ道と芭蕉」の講師を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

べる

19
自分の生き方を見つめ直すことができる一冊。一生の間に一番やりたいことは何か考えた時、それに向かって行動してないことに気付いた。でも、その目標が希望であると同時に苦しめることもあるから、他人も自分自身もあてにしないことも大切だと言う。兼好は物事を両面から眺めているところが面白い。他にも、お酒を飲む者も飲ませる者も地獄に堕ちると言う一方で、「雪月花」に盃を交わすことは良いと言った。また、兼好に共感したことは、目の前にないものを思い描いて鑑賞する美意識だ。まだ咲いていないバラ園が楽しかったことを思い出した。2019/06/09

へんかんへん

5
兼好法師は萌えキャラ 暗唱したい2017/04/26

まりにゃ

4
高1の古文で、一生懸命勉強したのを思い出した。57歳になった今、その解説書を読んでも、感想はあまり変わらないという不思議。皮肉の多いジイサンだよ。でも、さすが禅僧だけある、その無常観には共鳴した。『徒然草』の成立が、後醍醐天皇が台頭し、鎌倉幕府が滅亡した頃と同時期だというのが感慨深い。吉田兼好は、元寇の2年後に生を受け、南北朝の動乱や鎌倉から室町新幕府への権力移動、多くの人々の短期間における栄枯盛衰を目にし、70歳ほどで世を去った。「死を飾る必要なし、全ては不定」の言に、重みを感じざるを得ない。2019/06/13

町歩き

4
現代に生きる私たちに、幅広い考え方を伝えてくれる。どの時代にも悩み苦しみがあるが、考え方によって乗り越えたり、楽しむことを教えてくれた一冊。2019/01/26

ロバーツ

0
60分で読めなかったが、わかりやすい解説だった。2020/08/23

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