出版社内容情報
「自分の店はうまい」と思ったら進歩はない。カリスマ創業者による、外食経営のバイブルを文庫化。〇2011年7月に日経BP社から刊行された同名書の増補文庫化。本書はサイゼリヤの創業者会長である正垣泰彦氏の『日経レストラン』誌連載「土壇場の経営学」をベースに書籍化したもの。
〇「安心感を与える値付け」「ヒットを生む2つの大原則」「儲かる店を作る財務」「値下げの限界点を見極める」「多店舗化のポイント」「人材の育て方」「自社の強みをどう磨き抜くか」といった、経営に携わる誰もが直面する課題について、正垣氏がその解決策をズバリ答えている。
〇タイトルの意味は、「自分の店の料理が美味しいと言ってはいけない。なぜなら、自分の店の料理をうまいと思っていたら、売れないのはお客さん、景気が悪いということにしてしまう」ということ。「良いものは売れる」という考え方は昔の天動説と同じであり、もう改善を進められなくなってしまうと自らを戒めている。
第1章 「客数増」がすべて??お客様本位のものの見方とは
第2章 十分な利益を確保するには??大切なのは儲かる仕組みづくり
第3章 リーダーと組織の在り方??人が頑張れるのは誰かの役に立つからだ
第4章 逆境を乗り越える??苦しいときこそチャンスである
第5章 ずっと繁盛する店になるために??理念と目標と組織づくり
有力経営者が語る「正垣泰彦」 ニトリホールディングス会長 似鳥昭雄
正垣 泰彦[ショウガキヤスヒコ]
サイゼリヤ創業者
1946年兵庫県生まれ。67年東京理科大学在学中にレストラン「サイゼリヤ」開業。68年の大学卒業後、イタリア料理店として再オープン。その後、低価格メニュー提供で飛躍的に店舗数を拡大。2000年東証一部上場。2009年4月、社長を退任して会長就任。
感想・レビュー
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香菜子(かなこ・Kanako)
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