内容説明
中高年の間で、スポーツサイクルに乗る人が増えている。自分の力だけで100kmかなたまで行く達成感。しかも健康維持に役立ち、環境にも、優しい。21世紀にふさわしいスポーツ、自転車の楽しみ方を、達人たちが懇切丁寧に紹介する。
目次
1 自転車と健康
2 自転車について知ろう―0km(自転車と用品の基礎知識)
3 まずは近くを走ってみよう―20km
4 本格サイクリングの世界へ―50km
5 目指せ100km!
6 自転車と環境
著者等紹介
丹羽隆志[ニワタカシ]
1966年生まれ。獨協大学入学と同時にサイクリングを始める。自転車関連の著書多数。週末を中心にサイクリングガイドとして、東京の路地裏からチベット、アマゾンまで、地球上のどこかを案内する。にわサイクリングツアーズ主宰
中村博司[ナカムラヒロシ]
1948年京都市生まれ。大学より自転車競技を始め、1970年に全日本選手権ロードレース優勝。1972年(株)島野工業(現・(株)シマノ)入社。1973年にはプロチームのメカニックとしてツール・ド・フランス等に参加。1996年シマノが設立した自転車博物館に事務局長として着任。2012年シマノを定年退職。現在は「堺自転車のまちづくり市民の会」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
251
最近サイクリングに興味が出て来たので、本書を手に取った。ママチャリでも出来る事や、サイクリング生活に気をつけるべき事などこと細かに書かれてあって良かった。本書を読んでサドルを上げてみたり、ライト、サイクルコンピューターを買ってみたりとかなり影響を受けて、久しぶりにMTB買いたくまでなって来た。2015/06/30
やす
8
読み終わる前に、クロスバイクが予定より一週間早く納車され、家の前の川のサイクリングロードをいけるとこまで行く。気温30度超えで倒れそうになる。本書には朝はしっかり食べてサイクリングに出かけようとあった。 読み終わるまで待てなかった。当日は道に迷ったりしたので47Km走った。最後は5分に一回休憩。くたくた。翌日も通勤に使うが今まで信号に引っかかっていたのが速度が上がったためか引っかからない。会社に着くまで走り通し。この日も朝からくたくた。どうなることやら。2015/07/14
ソラーレ
7
より身体に負担のかからない自転車の乗り方3点。 ①サドルの位置を上げてペダルを踏み込むときに膝が伸び切るくらいが適当。 ②自転車は膝への衝撃が少ない。 ③自転車に乗る前後はストレッチをしてアイシング。 /体力アップするには? 遠回りでも良いので、安全で、のんびりと走れる道を選ぶこと。遠くに行くという達成感も良いがまずは気持ちよく風を感じられそうな道を探してみる。2022/07/24
いくみ♪
5
夫の本棚から拝借。ものすごく「入門書」というかんじ。体験談とか個人の感想の要素は少ない。読み物というより、テキストだな。文庫の値段で、自転車乗りに必要な知識がギュッと詰まってるからすごくお得だと思った!2016/06/05
asobi
4
自転車通勤をしてみたいけど、会社の理解や道路事情が困難にさせている。また良い自転車は盗まれないか心配だし。でも、走るよりずっと楽で、楽しくて健康的な自転車にもっと乗りたい。この本は、コンパクトにバランスよくまとまっているので1冊あると便利だ。2015/06/18