日経ビジネス人文庫
福沢山脈 〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 365p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784532196127
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

7
福沢塾が慶應義塾に(84-85ページ)。年号も変わったが、平成の今まで継承されてきたことに価値がある。三田の地は高台で海に面し、空気もよく、眺望もよろしい(93ページ)。田町から歩いて通った夏の日を思い出した。半袖短パンで不思議なことに、自然に毅然と歩いて通った。清潔整頓を心がけたという(110ページ)。かんてんパパもそうだが、優れた場には美観がふさわしい。「演舌」をスピーチ邦訳に(133ページ)。1967年初出というが、今読んでも新しい感じがした。反発を感じていた福地源一郎もいた模様(285ページ~)。2013/02/12

km.

3
下士の二男坊という境遇ではどうすることのできない門閥制度へ敵意から「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」の学問のすすめ。 立ち上げた慶應義塾の門下生、朝吹英二、中上川彦次郎、荘田平五郎、尾崎幸雄、犬養毅などなど。そして、岩崎弥太郎の三菱商会、益田孝の三井物産。う〜ん凄過ぎる人脈。早速下巻へ。2022/09/17

rbyawa

0
e172、興味のある銀行と大財閥を読んでいたらふと出てきたのが福沢諭吉、この著者さんの本の人物エピソードとだいぶ描写が被っていたようなのだけれども、まあ資料がそれほど多いわけでもなさそうだし仕方ないか。どちらかというと慶応義塾寄りの描写が多く、政界との関係はちょっと薄め、んー、これだと三井や三菱なんかとの縁が偶然始まったみたいに見えるんだけどこの解釈でいいのかしら? もともと福沢諭吉を暗殺しようとした面子だのかなり多彩で、財界に納まりつつある面子はともかく「憲政の神様」二人組はこのあとどうなるんだろ一体w2014/06/21

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