感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
54
大ちゃんは安心して演技を観ていられる数少ないスケーターの一人だったと思ってます。だからこそ読んでみたこの本だったけど予想してた内容とちょっと違っていました。なんだろう?なんとなくフワフワした感じ。2014/10/27
Koning
16
日経新聞で連載していたらしい記事を元に纏めた記者の感想文(って、酷い言い方だなー)。だけど、時々そうそう!ってのがたくさんあって困った(笑)。でも、カメラマンと共にこの人達うらやましい仕事してますね。 しかし、今シーズンも○×ヲタと揶揄される心無いファンたちにやいのやいの言われても本人はブレずにしっかりやっていきそうな感じに思えてきたのは、対談なんかも含めて本人が語ったと思われる言葉の端々に見えてちょっと安心してみたり。 2013/06/21
Miyako Hongo
12
踊るスケーター高橋大輔の本。独占取材のまとめ本なのか、端から見た感想なので本人が書く本より客観的。半分ぐらいはフルカラー写真だから、写真集扱いでもいいかも。□本人の話はもとより、コーチやスタッフとの関係、連盟やスポンサーとの関係なんかの話題も幅広く網羅されてて、一人のスケーターがどんな感じて立ってるのかが判る。□ダンサーやらモデルやらの男性はが見られる"事にどうやって折り合いを付けているかが気にかかる。性的な意味が加われば、まんま"女のしんどさ"な訳で、ツッコめば割と面白いネタになりそう。誰かやらんかな。2018/03/25
すのう@中四国読メの会コミュ参加中
11
高橋大輔選手ってこんな人だったんだ。氷上のイメージしかなかったから、尚更。こだわりが強く、負けず嫌いで個性的。でも、そうじゃなきゃトップアスリートたりえないのかな。そこまで出来るのはやはりすごい。でも、時々出てくる精神論とか、ワークライフバランス批判とか、そういうところは特別な人だからこそかなあ、と。一般人は出来やしない。そう思うのがいけないと、限界を決めてしまうから終わるのだと、そう言うかもしれないが、元々の能力が大きな比重を占めるのも確かだろう。私には当てはまらないと思う所もあったが、はっとする所もあ2013/03/05
akogoma@灯れ松明の火@SR推進委員会
8
GPF進出記念で再読。写真は絶賛でも文章に批判続出という珍しい本。新聞掲載の文章をそのまま纏めただけだと思っていた私的には、まるで目の前に本人をおいて対話しているそのままが文字になったような文面がうれしい驚きだった。客観的で冷静であるべき記者の、限られた文字数でしか表現できない記事では書ききれなかった積年の思いが、まさにあふれ出て、アスリート高橋大輔を見事にリスペクトしている。長い付き合いの過程で、素顔を知った人間にしか語れない「愛」にあふれた一冊。2011/11/21