内容説明
次代を担う幹部向け研修会を実況中継。財務諸表の作られ方・見方から、様々な指標をもとにした経営管理、最新の会計制度まで、具体的トピックスを盛り込み超実践的に講義。これ一冊で、貴方ももう一端の専門家。
目次
1 ウチはいくら儲かっているか?―損益計算書を学ぶ
2 ウチのフトコロ具合を探る―貸借対照表を学ぶ
3 勘定合って銭足らず―キャッシュフロー計算書を学ぶ
4 儲けの配り先―株主資本等変動計算書を学ぶ
5 税金をこんなに払うの?―法人税を学ぶ
6 ウチの強みと弱みを知る―経営分析を学ぶ
7 どうすればもっと儲かるか?―管理会計を学ぶ
8 これが新しい会計基準です―最新会計基準を学ぶ
著者等紹介
岩田康成[イワタヤスナリ]
東京富士大学経営学部教授。同大学院経営学研究科教授。1944年生まれ。66年早稲田大学政治経済学部卒。三菱化成(現・三菱化学)入社。経理部次長、三菱化学ポリエステルフィルム取締役管理部長などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けん
5
★3.52023/07/07
こうじ
2
「社長になる人のための」と言っても起業するという意味ではなく、ある企業の経理畑以外の将来の社長候補であろう経営幹部に対して、財務や経理の知識をレクチャーしている、というような体をとっている本。初歩の初歩から説明しているので、本当にこのレベルから経営幹部に説明しなくちゃいけないならヤバくない?と思わなくもないけど、わかりやすいことは間違いないかな。ボクは物足りない感があったけどね。2016/06/03
Humbaba
2
会社の数字の意味を理解することで会計の重要性を認識することは会社全体を見渡すために役立つだろう.この能力は例え経営者にならないとしても覚えておくことに損はない.2010/11/28
くわたあかね
1
経理の人が経営幹部にBSやP/Lのレクチャーをする形式。前半(1日目)はとくに、基礎の基礎をわかりやすく説明しているので、経理をやっている人はさらに納得できると思う。経理が少し面白くなった。もっと勉強したくなる。2016/02/25
nobuem
1
別に社長になるつもりはないが、技術系でも社会人としてこれくらいの知識は身につけておくべき。2014/12/11