出版社内容情報
「頂点を知る」男たちは、20代のころ、何につまずき、何を考えていたのか。芸能人、経営者、俳優、作家、スポーツ選手たちが「つきぬけた」瞬間をインタビューする、R25の好評連載をまとめてビジネス人文庫化。
内容説明
挑戦した。挫折した。でも、闘い続けた―。彼らは、20代のころ、何につまずき、何を考えていたのか。頂点を知る男たちが「つきぬけた」瞬間をインタビューする、「R25」の好評連載をまとめてオリジナル文庫化。
目次
挑む(石田衣良(作家)―「面白おかしくやらなきゃ、しょうがないじゃないですか」
糸井重里(コピーライター)―「こういうことを、やればいいのに」 ほか)
鍛える(唐沢寿明(俳優)―「今なら何でもやれる」
福井晴敏(作家)―「最良のネジに、エンジンになりたい」 ほか)
続ける(忌野清志郎(バンドマン)―「世捨て人状態だった。でもすごく幸せな時期だった」
奥田民生(ミュージシャン)―「25歳は、ほっといても通り過ぎた」 ほか)
這い上がる(武田鉄矢(俳優・歌手)―「人生目立ちたいなら27歳までにひとつ大きなことをやっておきなさい」
江川達也(漫画家)―「人に気持ちが伝わるなんて思わない。他人じゃなく自分がやればいいんだ」 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もとむ
21
昨年末に読んだ「フリーマガジンR25」のインタビューを一冊にまとめた、第二弾(いや正確にはコッチが第一弾か😅)。「自身の25歳の頃」を振り返っているけど、ホントに人それぞれで、正解はないな〜と改めて実感。どの人も面白い25歳を過ごしているけど、個人的にはガツガツした25歳よりも、「自分の好きなことを追求している25歳」が魅力的に写りました♬忌野清志郎やトータス松本がソレ。でも真逆に戦略というか分析して音楽に臨んだつんくも新鮮✨流れに身を任せるタイプの奥田民生やモンキーパンチ…それらの違いが面白いです⭐️2025/02/16
やまねっと
16
何も刺さらない本だった。なんか掘り下げ方に編集者の浅さがあるようで、全部読めたけど、あまり面白いとも思わなかった。 私が25歳の頃は大学を卒業して色々あがいていた頃だと思う。就職を目指していたか、病気でしんどい生活をしていたか、大学卒業からの数年間の記憶が抜け落ちているんだよね。何もなかった時代。そんな感じで著名人になった人も足掻いていたのはわかるが、この本では全く刺さらなかった。石田衣良なんか舐めてるなと思ったもん。努力はしてきてるんだろうけど才能で生きてきたとしか思えない内容で私の心は動かなかった。2024/10/19
maimai
10
数々の芸能人たちの25歳時代を本に連ねていて面白かったです。若さ溢れるこの時代に大きな夢を持ち努力するがその一方で将来の不安がある。宙ぶらりんで色々な悩みがあるが、その中で努力する人は将来伸びてくるものだなと思います。僕はいま22歳ですがこの20代を全力で駆け抜けたいです笑2015/05/30
だんいん
6
つんく♂さん、忌野清志郎さん、京極夏彦さん、松尾スズキさん、笑福亭鶴瓶さん、等々のインタビュー集。夢中になって読んでしまいます。2018/08/30
Humbaba
6
小説を世に出す際には,100年残るものを目指すべきである.そして,100年後には自分はもはや鬼籍に入っている.だからこそ,著者は自身の作品に対していかなる反論もすべきではない.読み手が読んだことが正解であり,もしも真意とは異なっていたとしたら,それは伝える能力の欠如である.2012/05/27