出版社内容情報
インフラの老朽化が深刻な問題となっています。橋の崩落や道路の陥没、水道管の破裂といった事故が各地で起きているほか、耐震強度不足で使用できなくなる公共施設も出ています。近年、相次ぐ地震や風水害など災害への備えも懸念されています。
本ムックは、老朽インフラ問題の現状を見た上で、政府が進める政策を詳しく解説。PP/PFI推進アクションプラン、公共施設等総合管理計画、インフラ長寿命化計画など関係者が注目する計画を、各省庁の担当官が説明します。また、コンセッション(公共施設等運営権制度)などの最新事情や、PPP/PFIを活用した先進自治体の成功事例も多数紹介。近年、注目されているインフラ投資市場や、海外へのインフラ輸出についても取り上げます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Masakazu Odawara
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金融の仕事に足を突っ込んで早10年。時代が刻々と変化していく中、自分の能力と興味と使命感、全てを満たす分野がインフラビジネスではないかと感じている。特にPPP/PFI は、後世に持続可能な社会資本を残していく為に必須の手法であり、これは単に目に見えるインフラの整備・維持管理だけでなく、国、地方自治体の財政負担軽減、地域経済の活性化にも繋がるものだ。自分を育ててくれた故郷にも貢献できるチャンスがあるかもしれない。日本の隅々にまで誤解なく浸透し、豊かな国を後世に残していきたい。2019/11/04
