RAGE 怒り

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RAGE 怒り

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  • サイズ 46判/ページ数 547p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532176945
  • NDC分類 312.53
  • Cコード C0031

出版社内容情報

「我々は勝った」
「私は勝ち目がどうあろうと勝負する」
――ドナルド・J・トランプ

トランプの行動原理を解く。
Amazon.com総合1位、150万部突破の話題作、早くも日本語版登場!

屈服するな
反撃しろ
敗北を認めるな
「衝動」で決断を下す
トランプの行動原理を
徹底解明する。

コロナ禍、中国、北朝鮮、大統領選……
大統領執務室で何が起きていたのか。
調査報道の名手がトランプを17回にわたりインタビュー。
トランプが金正恩と交わした親書27通を入手。
伝説のジャーナリストが「本能」で動いたトランプの4年間を総括する傑作。
全米150万部突破の大ベストセラー!

「私は人々の怒りを引き出す。
怒りを引き出すんだ」
――ドナルド・J・トランプ

内容説明

屈服するな、反撃しろ、敗北を認めるな!「衝動」で決断を下す異形の大統領トランプを調査報道の名手が総括。コロナ禍、中国、北朝鮮、大統領選…大統領執務室で何が起きていたのか。調査報道の名手がトランプを17回にわたりオンレコでインタビュー。トランプが金正恩と交わした親書27通も入手。伝説のジャーナリストが、「本能」で動いたトランプの4年間を総括する傑作。全米150万部突破の大ベストセラー!

著者等紹介

ウッドワード,ボブ[ウッドワード,ボブ] [Woodward,Bob]
米国を代表するジャーナリスト。1943年生まれ、イェール大学卒。49年間にわたりワシントン・ポスト紙の記者、編集者を務め、ニクソンからトランプまで歴代大統領を取材・報道しつづけている。同紙の社会部若手記者時代に、同僚のカール・バーンスタイン記者とともにウォーターゲート事件をスクープし、ニクソン大統領退陣のきっかけを作ったことで知られる。このときの二人の活動から「調査報道」というスタイルが確立され、また同紙はピュリツァー賞を受賞した。ウッドワードはその後も記者活動を続け、2002年には9.11テロに関する報道でピュリツァー賞を再度受賞。共著を含めた19冊の著作すべてがノンフィクション書籍のベストセラーリスト入りを果たしている。現在はワシントン・ポスト紙アソシエイト・エディターの責にある

伏見威蕃[フシミイワン]
翻訳家。1951年生まれ、早稲田大学商学部卒。ノンフィクションからミステリー小説まで幅広い分野で活躍中。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Isamash

8
2020年9月発売のボブ・ウッドワード著Rageの訳本。彼の本は初めても良質なドラマを見る様で実に面白かった。前半は行き当たりばったりで話も理解出来ない独裁者に使えるマティス国防長官、ティラーソン国務長官、コーツ国家情報長官らの苦悩が描かれ共感。人事権握る馬鹿殿にどう仕えるか、言わば普遍的テーマ。3人ともあっさりクビなのだが。後半はトランプ政権のコロナ対策が時系列に描かれている。大統領から電話がかかってきての会話まで克明に書かれていて関心させられた。結論として大統領は不適格。日本でもこういう著作が欲しい。2021/10/07

大塚みなみ

7
疲れた。500ページを超すボリュームで、その大部分がトランプへのインタビューなのだが、それが読んでいて本当に疲れる。対話がほとんど成立していないのだ。ウッドワードは熟練のジャーナリストとして論理的に質問を重ねるが、トランプはそれに真剣に向き合わずに、不快になったらすぐに話題を逸らす。アリ対猪木の異種格闘技戦みたいだ。テーマは重要なことばかりなのだが、会話は一向に噛み合わず、議論が深まらないまま終了した。論理や理性を重んじる人、そうでない人。ここにも一つ分断がある。書いた人も読んだ人も、お疲れさまでした。2021/05/04

A.Sakurai

5
ボブ・ウッドワードのトランプ政権の内幕もの二作目.前作では奇天烈なトランプの思いつきを政策に反映させないように制御する政権スタッフのドタバタが印象的だった.本作では,どのような背景で政策が進められたか,特にトランプの特性に絡めて描かれることが多い.思い込みや個人的好き嫌いが発端になることが多く,合理的にプロセスを進めようとする専門家とは相性が悪い.ロイ・コーンの反撃主義「合意したり屈服するな,ただちに反撃しろ,勝利を宣言して敗北は認めるな」が主たる行動原則.ラストでは一言,大統領には不適格.2021/01/20

koishikawa85

4
面白いところもあるのだが、厚くて翻訳調ですぐ眠くなる。でもようやく読み切った。絶対に良く書かれないだろうにトランプが17回インタビューを受けたのもすごいし、だからといって全く忖度しない筆者もすごい。 トランプは嘘つきだが、ついているうちに自分の中で本当のことになってしまうんだろう。それから前著同様、いろんな思い込みがあり、それについてはいかに反論しようと全くの無駄なのもよくわかる。最後のほうのインタビュー、全く噛み合っていないがあえてそのまま書いたんだろう。2025/01/12

Stevie G

4
特にティラーソンとマティスの無念さには共感できます。人生の一仕事を成し遂げ、誰からも尊敬される存在でもあったのに、外交と国防という大仕事を引受けたばかりに、現場や諸外国との板挟みに悩まされ、短い期間ではあったものの、苦しむだけの時間を味わうという、無念さはいかばかりか、というところでしょうね。こういうトランプを、突破力があると評価するする考え方もあると思いますが、老いぼれのただの反射的な思い付きであることも、この著書からも伺われ、世界中の多くの人たちが、時間を無駄に使わされる結果となりました。2021/02/11

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