出版社内容情報
日米同盟に大転機が訪れている。戦後一貫して自由な世界秩序を支えてきた米国で政治理念にほとんど言及せず、「米国第一」を断言するリーダーが選ばれた点で、トランプ政権誕生は冷戦終結後の世界秩序に最大の不確実性をもらす出来事となったのだ。
本書は、経済、軍備からインテリジェンス、サイバー安全保障まで日本を代表する国際関係論研究者が勢揃いし、包括的かつ長期的な日米同盟の価値と課題を論じる。日米同盟をより強固なものにするための具体的な取り組みについて、対アジア政策から防衛政策、経済政策に至るまで幅広く提言する。
内容説明
日米同盟に大転機が訪れている。戦後一貫して自由な世界秩序を支えてきた米国で、政治理念にほとんど言及せず「米国第一」を断言するリーダーが選ばれた点で、トランプ政権誕生は冷戦終結後の世界秩序に最大の不確実性をもたらす出来事となったのだ。本書は、日本を代表する経済、軍備、インテリジェンス、サイバー安全保障などの研究者が一堂に会し、包括的かつ長期的な日米同盟の価値と課題を論じる。日米同盟をより強固なものにするための具体的な取り組みについて、対アジア政策から防衛政策、経済政策に至るまで幅広く提言する。
目次
第1章 21世紀における同盟の課題と使命
第2章 アジア旋回と同盟の役割
第3章 「切れ目のない同盟」の連携体制
第4章 世界秩序の再構成と日米同盟の役割
第5章 習近平体制の中国と同盟の対中政策
第6章 同盟マネジメントと安全保障
第7章 サイバー安全保障と日米インテリジェンス連携
第8章 新しい日米経済協力に向けて
第9章 日米経済と貿易ビジョン
提言 より強固な同盟を目指して
著者等紹介
田中明彦[タナカアキヒコ]
政策研究大学院大学長。1954年生まれ。東京大学教授(1998‐2012年、2015‐17年)、国際協力機構(JICA)理事長(2012‐15年)などを経て2017年より現職。Ph.D.(政治学、マサチューセッツ工科大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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