出版社内容情報
仕事ができない閣僚、矛盾を残す憲法、「課長」だらけの政治家…。重要課題を政治が「先送り」し続ける。このままでは日本が危ない!日本には国益を損なう制度が根雪のように残っている。
首相や閣僚を2カ月拘束して何も変えない予算審議。
ほとんど不要な参院は「ねじれ国会」で有害に変わる。
9条堅持で「普通の国」、憲法を空洞化させる護憲派。
高齢者への福祉優先で子供の安全は後回しの自治体。
4年に3回は大型選挙。政治をしている暇がない……
☆日本には中長期的に解決すべき多くの課題が山積しているが、政治が「サボっている」ために、先送りが続いている。このままでは日本が立ちゆかなくなる。
☆重要課題だと理解しながら、なぜ手を付けられないのか、どうすれば解決できるのか――。近視眼的になりがちな日本政治の抱える根本的問題について、豊富な取材経験を持つ日経記者がわかりやすく解き明かす。
第1章 審議はりつけの刑――国会運営
第2章 「ねじれ国会」の罪――二院制
第3章 護憲のまま「普通の国」に――安保政策
第4章 命を守れず、立ち枯れる――自治体
第5章 その借金、子や孫が背負えますか――社会保障
第6章 「係長以下」の議員が多すぎる――政治家
第7章 4年に3度も大型選挙、政治をするヒマがない――選挙制度
坂本 英二[サカモトエイジ]
日本経済新聞編集委員兼論説委員
1965年、熊本市生まれ。89年、日本経済新聞社入社。産業部、日本公社債研究所を経て、94年より政治部。政治部次長等を経て、16年より現職。
内容説明
首相や閣僚を2カ月拘束して、何も変えない予算審議。ほとんど不要な参院は「ねじれ国会」で有害に変わる。9条堅持で「普通の国」、憲法を空洞化させる護憲派。高齢者への福祉優先で、子供の安全は後回しの自治体。4年に3回は大型選挙、政治をしている暇がない…。日本には国益を損なう制度が根雪のように残っている。経験豊富な記者が、政治が手をつけない問題の数々を鋭く追及し、解決の糸口を具体的に提示する。
目次
第1章 審議はりつけの刑―国会運営
第2章 「ねじれ国会」の罪―二院制
第3章 護憲のまま「普通の国」に―安保政策
第4章 命を守れず、立ち枯れる―自治体
第5章 その借金、子や孫が背負えますか―社会保障
第6章 「係長以下」の議員が多すぎる―政治家
第7章 4年に3度も大型選挙、政治をするヒマがない―選挙制度
著者等紹介
坂本英二[サカモトエイジ]
日本経済新聞編集委員兼論説委員。1965年、熊本市生まれ。熊本大学法学部卒。89年、日本経済新聞社入社。産業部記者として配属。91年、日本公社債研究所(現・格付投資情報センター)の格付アナリスト。94年、政治部記者となり、首相官邸、自民党、外務省などのキャップを務める。2006年、政治部次長、08年に編集委員を兼務。15年に政治部シニア・エディター。16年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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