政治が危ない

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532176105
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0031

出版社内容情報

安倍一強、憲法改正、天皇生前退位……。日本政治が直面する「大問題」を、政治学の泰斗とジャーナリストが舌鋒鋭く語り尽くす。☆安倍官邸の一強状態、小粒化する政治家たち、憲法改正の行方、政治ジャーナリズムの根源的問題……いま日本政治は、さまざまな面で大きな危機に直面している。そこには、どういう原因、問題があるのか。政治学の泰斗とベテラン・ジャーナリストが舌鋒するどく切り込む対談集。

☆「なぜ安倍官邸に権力が集中するのか」「自民党で政治家が育ちにくくなった理由」「憲法改正議論が抱える難題」「16年夏の天皇陛下の『おことば』の意味」「これから政治で何が起こるのか」など、日本政治を読み解く最重要テーマごとに歴史的視点も交えて語り尽くす。

☆対談だから語れる「打ち明け話」、今だから話せる「あの事件の裏側」、日頃のニュースからはうかがい知れない「あの政治家の素顔」など、現実をよく知る二人にしか語れない興味深い話題も満載。日本政治の現在、過去、未来を考えるうえで必読の1冊です。

第1章 政権という魔物が危ない??権力をめぐる闘争 

第2章 政治家という代物??ポストをめぐる闘争

第3章 憲法という難物??改憲をめぐる闘争

第4章 メディアという生き物??世論をめぐる闘争

御厨 貴[ミクリヤタカシ]
青山学院大学特任教授、東京大学名誉教授
1951年東京生まれ。75年東京大学法学部卒。同大学助手、東京都立大学教授、ハーバード大学客員研究員、政策研究大学院大学教授、東京大学教授、放送大学教授を経て現職。著書に『政策の総合と権力』(サントリー学芸賞受賞)『オーラル・ヒストリー』『権力の館を歩く』『政治の眼力』『政治家の見極め方』『日本政治 ひざ打ち問答』(共著)ほか多数。

芹川 洋一[セリカワヨウイチ]
日本経済新聞社論説主幹
1950年生まれ。東京大学法学部卒業、同新聞研究所修了。日本経済新聞社に入り、支局勤務の後、20年あまりに渡って政治部。同部次長、編集委員、政治部長を務める。大阪編集局長、執行役員電波電子戦略室長、論説委員長等を経て、2016年より現職。著書に『憲法改革』『政治をみる眼 24の経験則』『日本政治 ひざ打ち問答』(共著)など

内容説明

オーラル・ヒストリーの第一人者と取材経験が豊富なジャーナリスト。現場をよく知る同窓の二人が本音で話した。安倍官邸に文句を言えない与党の事情、拒否権集団となり対案を出せない野党の現状、極端に振れる世論と政治家の質の低下…。ここだけの話、満載。政治が抱える課題について、時に辛辣に、時にユーモアを交え、そして歴史的な視点も踏まえ、語る、痛快対談。

目次

第1章 政権という魔物―権力をめぐる闘争(なぜ安倍政権はカムバックに成功したのか;「同志、思想的結合、お友だち」を登用;アベノミクスは「やった感」より「やってる感」 ほか)
第2章 政治家という代物―ポストをめぐる闘争(安倍‐二階の「戦略的互恵関係」はいつまで続く?;谷垣幹事長がいたから示せた「自民の幅」;自民党内のバランスは崩れた ほか)
第3章 憲法という難物―改憲をめぐる闘争(16年8月、「天皇陛下のおことば」の背景;なぜ摂政ではだめなのか;「おとこば」を憲法上の観点から考える ほか)
第4章 メディアという生き物―世論をめぐる闘争(新聞論調は分極化しているのか;政治家は「朝日がどう書くか」を気にしていた;新聞の紙面が「べき論」でいいのか ほか)

著者等紹介

御厨貴[ミクリヤタカシ]
青山学院大学特任教授、東京大学名誉教授。1951年東京都生まれ。東京大学法学部卒業。東京都立大学教授、ハーバード大学客員研究員、政策研究大学院大学教授、東京大学教授、放送大学教授を経て現職。日本政治史を専門とする

芹川洋一[セリカワヨウイチ]
日本経済聞社論説主幹。1950年熊本県生まれ。東京大学法学部卒業、同新聞研究所修了。76年日本経済新聞社入社。79年から政治部に所属し、次長、編集委員、政治部長、大阪本社編集局長、論説委員長等を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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