出版社内容情報
残虐行為にも手を染め、帝国の頂点に上り詰めた武照(則天武功)。権力を一手に握った女帝を待つのは……。歴史大作、ついに完結。中国史上、唯一の女帝に上り詰めた則天武后(武則天)の生涯を描く歴史小説!
唐の太宗の後宮から、その息子、李治(高宗)の後宮に入った武照(則天武后)は、権謀術数の限りを尽くし、ついに帝国の頂点にまで上り詰める。その治世に何が起きたのか――。
どん底生活から帝へ――。波乱万乗の生涯を送った女帝の生涯を描く歴史大作は、いよいよクライマックスへ。
第八章 白村江と封禅
第九章 高句麗と皇太子弘
第十章 陰陽師と皇太子賢
第十一章 李顕(中宗)と李旦(睿宗)
第十二章 薛懐義と酷吏
第十三章 万歳通天
第十四章 張兄弟
塚本 ?史[ツカモトセイシ]
著・文・その他
内容説明
帝位簒奪のためならば、血を分けた者も容赦なく消す―。李治(高宗)が帝位にあっても、唐の政治的実権は皇后・武照(則天武后)が掌握していた。彼女に邪魔者の烙印を押されれば、肉親、忠臣であっても容赦なく消されていく。李治の死後、あらゆる策を謀り、遂に皇帝となった武照は、残虐な暴力支配を強める一方で、情欲に溺れ…。稀代の悪女を描いた書き下ろし歴史大作、いよいよクライマックスへ。
著者等紹介
塚本青史[ツカモトセイシ]
1949年、倉敷市生まれ。大阪で育つ。同志社大学文学部卒業後、印刷会社に勤務しながらイラストレーターとして活躍。96年、『霍去病』で文壇デビュー。『煬帝』で第1回歴史時代作家クラブ賞作品賞、『サテライト三国志』で第2回野村胡堂文学賞を受賞。父塚本邦雄が主宰していた短歌結社『玲瓏』の発行人も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
starbro
アキ
Book Lover Mr.Garakuta
hideo